職場に話の長い人がいる。話しかけられたと思ったら全然終わらず、気づいたら30分。断りたいのに、甘んじて話を聞いてしまう自分がもどかしい・・・
こんな悩みを解決します。
仕事中にいきなり話しかけてきては、いつ終わるのか分からないレベルの長話をしてくる人、あなたの会社にいませんか?
相手の状況を確認もせず、ダラダラと話すのは、例えそれが仕事に関係する話だったとしても困りますよね。
何分、何十分と時間をとられて疲れた経験がある人も多いのでは?
そこでこの記事では、相手のことなんかお構いなしに話しかけてくる人への接し方を解説します。
人に時間を奪われず、自分の時間を守る術を身につけましょう!
話が長い人に話しかけられたときの接し方
話が長い人は、
- 仕事を趣味感覚でやっていたり
- 自己顕示欲を満たしたかったり
- 暇でしょうがなかったり
等々、様々な理由でながーく話をしてしまいます。
いずれの理由であっても、サラリーマンに必要な「コスト意識」が欠落していることは確か。
何より長話をされることで自分の時間が奪われ、
- 作業の思い出しが発生する
- ミスが増える
- 残業が増える
などの悪影響がたくさんあるため、対処する必要がありますね。
決して、長話する人を悪人扱いしたいわけではありませんよ!ただ、長話されることで時間的損をするのは避けたいね、という話です。
まずは予定があることを伝えよう
話しかけられたらとっさに次のようなことを言ってみます。
- 「ちょっと今から予定があるのですみません」
- 「今立て込んでいて・・・」
- 「今すぐこれやらないといけなくて・・・」
これらのことを伝えてもまだ話し続けようと思う人はさすがにいないはず。
ちなみに、別に本当に予定がなくても構いません。そのあと本当に予定があるか、立て込んでいるのか確認する人なんてさすがにいないでしょうから。
ポイントは話しかけれてすぐに伝えること。相手が話し始めてしまってからではどんどん言いにくくなります。
話が始まってしまったら
断ることができず、話が始まってしまったら途中で話を切るのが難しくなります。
そんな時は、頃合いをみて次のような対応をとってみてはいかがでしょうか。
急に用事を思い出す
「あ、いけない!〇〇さんのところに行くんだった!」
と急に用事を思い出して、その場から逃げるように去る。
「あ、もうこんな時間か・・・」
とぼけた感じで
「あ、もうこんな時間か・・・」
と長く話してしまった感を間接的に伝える。
「じゃあ、そろそろ仕事に戻るか」となるはず。
逆に謝ってみる
「すみません、長く話しすぎてしまって・・・」
あたかも自分が話しすぎてしまったかのように振舞って話を切り上げてみる。
イヤホンするか場所を変える
とはいえ、話しかけられてしまったらなかなか断りにくいし切り上げにくいもの。
であれば、人から話しかけられない仕組みを作るしかないです。
そんな時は、イヤホンをするのもオススメ。
イヤホンをする人に話し変えるのはかなり勇気がいりますからね。
以前は、仕事中イヤホンをしていると違和感この上なかったのですが、最近はリモート会議の普及によりそこまで不自然でもなくなりました。
空き会議室があるなら、場所を移動して仕事をするのもありです。
嫌われる覚悟を持つ
結局はその人からどう思われたいか。
甘んじて話を最後まで聞いてしまう人は、その人に嫌われたくない、という気持ちがあるのかもしれません。
嫌われないことと、自分の時間を天秤にかければ、自ずと答えは出るはずです。
自分も長話しないよう意識すべき
仕事中に長話をされるのが好きな人なんていません。
だから、自分自身もダラダラと長話しをして相手の時間を奪わないように気をつけないといけませんね。
具体的には、次のことを意識すると良いですよ。
長話しないために
- 話す目的を意識する
- 話すことを整理する
- 雑談はほどほどに
それぞれ詳しく解説します。
話す目的を意識する
仕事である以上、相手に話しかける時は話す目的を決めて話すべきです。
話す目的、つまり「話しかけることで何を達成したいか」を明確にするんです。そしてその目的は話し始めに相手に伝えるべき。
目的が定まっていないと、話があっち行ったりこっち行ったり、さらには話の切り上げどころもよくわからなくなり最悪です。
さらに相手に目的が伝わっていないと、話の着地点が予測できないので、実際に話が長くなくても話が長く感じてしまうんですね。
仕事の会話であれば、どんな簡単な会話でも目的意識を持つべきです。
話すことを整理する
話す目的が明確でも、話す内容の整理ができていないと、これまた話が長くなってしまいます。
話の整理が苦手な人は、事前に台本を作るのがオススメ。
台本って言ったって、話すことの一字一句書き下す必要はありませんよ。そんなことしていたら時間がいくらあっても足りませんからね。
話すことのトピックを箇条書きで順番に書き出して、実際に話す時はその箇条書きを上から確認しながら話していくと、かなりスムーズに話すことができるはずです。
雑談はほどほどに
雑談って諸刃の剣。
時に相手をリラックスさせることができるけど、相手が仕事に集中しているときに話しかけてしまうとただの邪魔ですからね。
そして雑談の良いタイミングを伺うのってすごく難しいんですよ。
だから、私は仕事に雑談は無くても良いとさえ考えています。
まとめ
今回は職場で話の長い人の対処法を書きました。
いや〜かなりトゲのある記事になってしまいましたが、何も話の長い人を責めているわけじゃありませんので誤解無きよう。別に相手も悪気があって話を長くしているわけではないはずですから。
でも、悪気がないからこそ危険で、だからこそこっちも話を聞いても良いかな、と思ってしまうんですね。
ただ一つ言えるのは、その長い話によって自分の時間は確実に削られるということ。
サラリーマンたるもの、自分の使う時間の内容に機敏になるべき。自分の時間は自分で守るしかないのです。