会社に着いて朝一に何をやるかでその日の仕事の進み方は全く変わってきます。仕事で成果を出すには朝一何をやれば良いのか。仕事がなかなか進まないと悩む人は、朝一の行動を見直すだけで状況が改善されるでしょう。今回は朝一にやってはいけないことと、やることを紹介します。
仕事で朝一にやってはいけないこと
仕事で朝一にやることを話す前に、
朝一にこれだけはやるな!
ということを話したいと思います。
朝一にやってはいけないこと
- いきなり仕事に取り掛かる
- メールを確認する
それぞれ詳しく解説します。
いきなり仕事に取り掛かる
よくデスクに着いたらいきなり仕事に取り掛かってしまう人がいますが、これはよくないです。
例えるなら目的地に行くのに地図も見ないでいきなり歩き出してしまうようなもの。
仕事が一つしかないならこれでも良いかもしれませんが、だいたいの人は複数の仕事を抱えていると思います。
だから、いつ何をやるという計画が必要なのです。
まずは自分の今日の目的地と地図を作るようにしましょう。
メールを確認する
朝一にまずはメールを確認する、っていう人は多いと思います。
まあ立場にもよるので一概には言えないですが、ガンガン仕事をこなしていかないといけない立場であれば、朝一にメールを見るのはオススメしません。
なぜなら仕事のリズムが崩れるから。
仕事のリズムについては後述します。
メールって読むだけじゃなくて、返信しないといけなかったり、調べ物が必要になったりと、対応する時間が読めないんですよね。
朝一から真面目に対応していると、メール対応だけで午前中の半分くらいを使っていた・・・なんてことになりかねません。
メールはあくまでコミュニケーションツールであり、それ自体が付加価値を生み出すものではないということを念頭に置いて、朝一から無駄な時間を使いすぎないようにしましょう。
メールの確認タイミングについては、結局仕事のメールはいつ確認するのが良いの?オススメの確認タイミングで解説しています。
仕事で朝一にやるべきこと
まず前提として、始業の10分前にはデスクに着いておきましょう。
今回紹介する朝一にやるべきことは、始業前にやることで効果があります。
だいたい10分もあればできることなので、始業の10分前には自分のデスクに着いておくようにしましょう。
10分前であればハードル低いでしょ?
それでは仕事で朝一にやるべきことを解説していきます。
朝一にやること1:その日の計画を確認する
計画を作るのではなくて、確認する
まずは今日1日の計画を確認しましょう。
そう、計画を作るのではなくて、確認するんです。
つまり今日の計画は前日までに作っておくということ。
基本前日帰る前に作っておくのが良いですね。そのほうが記憶が新鮮なので。
当日の朝一にその日の計画を作ろうとすると、どうしても昨日までの記憶が曖昧で、思い出す作業から入ってしまうので非効率なんですよね。だから前日帰る前です。
1日のリズムが大事
たくさんの仕事を効率的にこなすには、リズムが大事です。
リズムって何?
リズムとは、「決めた時間に決めたことをやる」を続けることですね。
例えば、学校の授業は1コマ60分×5コマとかで進んでいきますよね。 決めた時間きっかりで決めたことをやっているので、学校の授業はここでいう「リズム」が完璧な状況だと言えます。
でも仕事になるとどうでしょうか。
時間も決めずにダラダラ何時間もやったり、行き当たりばったりで思いついた仕事から取り掛かったりしてしまった経験、誰しもありますよね?
このように、仕事になるとなぜか簡単にリズムを崩してしまう人が多いんです。
これでは終わる仕事も終わらないのも当然。
かつて私もそうでした。こういう時って全然成果が上がらなくて、「今日1日何してたんだろう」状態に陥るんですよね・・・
仕事のリズムが大事、これを心に留めておいてください。
そして1日の計画は、仕事のリズムを作るための土台となるのです。
1日の計画を立てるには、各業務にかかる時間の見積が必要。時間見積は、タスク管理する上で必須作業。よくわからない場合は、【タスク管理】仕事に取り掛かる前に「時間の見積もり」してますか?見積もりのメリット3つと方法を伝授を是非見てみてください。
朝一にやること2:瞑想する
今日一日の計画が確認できたら、始業までの余った時間で瞑想をしましょう。
え、瞑想?スピリチュアルなやつ?ちょっとそれは・・・
一歩引いてしまうのもわかります。
でも、瞑想はあのGoogleでも社内で実践しているれっきとした集中力向上の手段です。
瞑想は、超簡単にいうとリラックスした状態で、雑念を捨て、意識を呼吸だけに集中させることです。
よく緊張する場面で、深呼吸しろと言われますよね?
あの深呼吸も瞑想の一つと言えますね。
でも、瞑想って床で座禅組んで目つむったままやるんでしょ?そんなの会社でできないよ。
そう思ったあなた、ご安心ください。
瞑想は椅子に座ったままでもできます。
なんなら立った状態でもOKです。
でもでも、椅子に座った状態で目つぶってじっとしてたら怪しまれそう。
大丈夫。瞑想は目を開けたままでもできます。
瞑想は今の自分の呼吸だけに意識を集中させることができれば、やり方に制約なんてないんです。
ただ、瞑想初心者が初めから意識を集中させるのはかなり難しいです。
どうしても雑念が湧いて出てきてしまいますからね。
瞑想中に雑念が湧いた時は、
「今意識が離れてしまったな。呼吸に意識を戻そう」
という感じで、雑念が湧いたことを認知して、元に戻せば大丈夫です。
自分で自分が考えていることを認識するのを、メタ認知と言います。
瞑想、続けると効果は確かなので始業までの数分間、やってみると良いです。
瞑想の詳細なやり方は以下の書籍が詳しいのでぜひ読んでみてください。
まとめ:朝一に何をやるかがその日の結果を決める
今回は仕事で朝一にすべきことを解説しました。
朝一は一日の仕事のリズムを作るための準備時間。朝一に何をやるかがその日の結果を決めると言えます。
朝一の行動を無駄にしないようにしましょう。
始業の10分前には席に着く。いきなり仕事に取り掛からず、以下をやる。
- 今日1日の計画を確認する。こうすることで、仕事のリズムを作ることができる。1日の計画は前日帰る前に作っておくこと。
- 計画の確認が終わったら、始業までの残り時間まで瞑想をする。瞑想は椅子に座ったまま、目を開けたままやってもOK。
朝一の過ごし方と同じく、会社での昼休みの過ごし方も大事です。本記事で朝一に何をすべきか理解したら、今度は会社の昼休みの過ごし方|オススメの過ごし方を時間割で紹介を読んで、昼休みすべきこともマスターしましょう!