本当に仕事に役立つ、オススメ本の紹介です。
今回はゼロ秒思考をご紹介。
突然ですが、仕事で以下のような悩みを抱えていませんか?
- 「考えがなかなかまとまらない・・・」
- 「話してることが相手に伝わらないことが多い」
- 「なんかわからないけどなんとなく頭がモヤモヤする」
こんな人は絶対本書を読んだ方が良いです。
この本、正直言って最強。社会人なら読まないと損です。
「ゼロ秒思考」とは
「ゼロ秒思考」は、あのマッキンゼー社で経営戦略の立案・実行支援や新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリードし、現在は会社を経営する傍ら大企業の経営改革や経営人材育成などにも取り組む凄腕、赤羽雄二氏による著書です。
頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング方法として、「メモ書き」を提唱しており、本書ではメモ書きのやり方と効果を一冊かけて解説しています。
読んだ感想としては、まず本当に読みやすい。
シンプルな文章で構成されており、誰が読んでも理解しやすいです。
私はこの本以上に読みやすいビジネス書に出会ったことがありません。
メモ書きってどんなもの?
詳しくは本書を読んで頂きたいですが、メモ書きのルールは以下になります。
メモ書きのルール
- A4用紙を横にして使う
- 左上にテーマ名、右上に日付を書く
- 思いついたことを文章で4~6個書く
- 1分間で1枚、1日10枚書く。
つまり1日10分でできるアクションです。
非常にシンプルなので、実行のハードルも非常に低いですよね。
でも実際やってみると1分間で一枚、しかも一枚に4~6個書くというのがかなり難しい。
最初は1分間で3個、良くて4個といったところでしょうか。
テーマ名を書き始めるところから時間を計るので、実際に箇条書きをしている時間は1分もないことになります。
慣れるまでは1枚1分では到底終わらないんですが、慣れれば書けるようになります。
私は安定して4個以上かけるようになれば及第点だと勝手に思っています。
「メモ書き」をやってみて実感した効果
ここまでみても、メモ書きなんの効果があるの?と思うかもしれません。
でもやったことない人は騙されたと思ってやってみてください。
できればまず1週間くらい、メモ書きを続けてみて下さい。
私はメモ書きを毎日1ヶ月くらい続けたところで、
次のような効果を実感しました。
「メモ書き」で実感した効果
- 文章やプレゼン資料を作るのが早くなった
- すぐ決断できるようになった
- 言葉がすらすら出てくるようになった
- 相手に話が伝わりやすくなった
- 人の話を理解しやすくなった
- なんだか自分に自信が持てるようになった
どうですか?
簡単にいうと、思考力、決断力、説明力、理解力、そして自分への自信が付きます。
全て仕事に活かされる話ですよね。
メモ書きを続けて、仕事も以前より上手く回るようになったんです。
効果のイメージは「頭の中の錆び付いた歯車に潤滑油をさして、スルスル回るようになった」感じです。
本当にこの本に出会えて良かったと思っています。
また、これは本書にも書いてないので私だけかもしれませんが、以下のような効果も実感しています。
- よく眠れるようになった
- 朝の目覚めが良くなった
私はかれこれ2年くらいはメモ書きを続けています。
メモ書きの「テーマ名」はどう決めればいい?
A4左上に書くメモ書きのテーマ名は、本書に例が沢山書かれているのでそれを参考にするのもありですが、基本今自分が抱えている悩みや解決したい問題について、などが書きやすいと思います。
ただ、何枚も書いていくと、いずれネタ切れを起こします。
でも私としては、テーマ名にこだわるのは本質ではないと考えています。
要はメモ書きは、1分間という限られた時間の中で、高速で頭を回転させて考えを捻り出し、それを文章化するトレーニングなので、テーマ名は言ってしまえばなんでも構わないんです。
例えば、一日の終わりに書くなら「今日の感想」とか、あとは「今自分は何を考えているのか」とか、それこそ「何でスマホをずっと触ってしまうのか」とかでも良い。
1分間で全ての神経を書くことに集中させられればそれで良いのです。
仕事で悩みを抱えていてかつ、メモ書きをやったことない人は、本書を買って読んで、まず1週間、メモ書きをやってみてほしいです。
テーマ名にこだわるのは本質じゃないというのはわかったけど、やっぱりネタが思いつかない・・・
そんなあなたは、【ゼロ秒思考】仕事にまつわるメモ書きのネタ79選【ネタ切れ対策】に過去私がメモ書きしてきたネタを抜粋して紹介しているのでぜひどうぞ。