職場で上司に嫌なことを言われた・・・引きずって仕事にも集中できない。小さなことでも気にしすぎてしまう自分が嫌。何を言われても平常心を保つ方法が知りたい。
こんな時に私が実践している対処法をお話しします。
生まれも育ちも考え方も違う人同士が同じ場所で過ごすのが会社。そりゃあ、どうしたって人間関係のトラブルは起こります。
特に、職場で上司や同僚に嫌なことを言われて引きずる・・・誰しもこんな経験したことあるはず。
イライラすると、仕事の集中力も落ち、パフォーマンスが低下するし、良いことなしです。
本記事では、職場で嫌なことを言われて都度落ち込まないために、筆者が会社生活の中で模索して見つけ出した平常心を保つための5つの方法を紹介します。
本記事を読んで実践すれば、職場で嫌なことを言われてもいちいちクヨクヨせず、仕事のパフォーマンスが安定するはずです。
職場で嫌なことを言われたときの対策
職場で何を言われた時に「嫌なことを言われた」と感じますか?
- 自分のことを否定された時?
- 馬鹿にされた時?
- 理不尽なことを言われた時?
上記のようなところでしょうか。
でも人に嫌なことを言われたからといって、
- 愚痴を言っても状況は変わらない
- 相手に是正を求めるのも体力がいる
っていうのが現実。
しかも是正を求めたからといって、相手が変わってくれるかなんて分かりませんし、相手が年上なら聞く耳すら持ってくれないかもしれない。
年齢にかかわらず、「相手の行動を変える」というのはのは非常に大変なんですね。というか無理です。
経験上、いっときは変わってくれても、時が経つと忘れてまた元どおりになるパターンがほとんどです。
なので手っ取り早く確実に状況を改善するには、自分の心の持ち方・捉え方を変えて平常心を保つしかありません。
具体的方法は次の通り。
平常心を保つ方法5つ
- 相手の良いところを思い出す
- 相手の立場で考える
- 諦める
- 気持ちを紙に書きなぐる
- 会社以外のコミュニティを思い出す
それではそれぞれ詳しく解説します。
相手の良いところを思いだす
嫌なことを言われた時は、ついつい相手の嫌な部分ばっかり考えがち。
過去に相手にイラついた経験が湯水のように思い出されることでしょう。
でもそれではどんどんイライラが強くなり自分を追い込んでいくだけ。
そこで、逆に「相手の良いところを思い出す」ことをオススメします。
過去同じ相手にされて良かったこと、嬉しかったことはありませんか?例えば今回嫌なことを言われた相手と、下記のような経験がないか思い出してみてください。
- 何かをもらったことは?
- 気遣いしてもらったことは?
- 褒められたことは?
- 共に協力しあって何かを成し遂げたことは?
上記のように、相手の良いところを思い出すことができれば、
「さっきはああ言われたけど、本当は悪い人ではないんだよな」
と思えるようになります。
相手の良いところを思い出すと、自然と相手へのイライラがなくなっていくはず。
いやいや、嫌なことを言われてイラついているのに相手の良いところを考えるなんてとてもできない!
そんな人は次の対策をやってみましょう。
相手の立場で考える
相手の良いところが思いつかない!という人は、今度は相手の立場で考えてみましょう。
相手の立場で考えるとはつまり、嫌なことを言った相手の「事情」を考えることです。詳しくは以下の通り。
- 相手は何も考えずに言ったのかもしれない。
- 相手にとっては特に意味のない発言だったかもしれない。
- 相手と自分とで言葉の捉え方にギャップがあるのかもしれない。
- 相手も忙しかったり焦っていたりして、気が回っていなかったのかもしれない。
- 実は相手も反省しているかもしれない。
こんな風に、相手の立場で考えれば、「相手には相手なりの事情」があって嫌なことを言ってしまったのだと捉えられます。
その事象を自分の脳内で処理・理解できない時、イライラは起こるもの。
相手の言動を例え想像でも良いので「理解」できるようになると、自然とイライラは治まるはず。
諦める
色考えてみたけど、相手の良いところなんて思いつかないし、相手の立場に立ってなんて考えられない!という場合は、潔く諦めましょう。
諦めるというのは良く言えば、
「相手を理解する」
ということ。
イライラが生まれてしまう原因は、「相手に期待する自分への対応と現実とのギャップ」。
「そういう人」と理解しておけば、上記のようなギャップが生まれないのでイライラも生まれにくくなるはずです。
会社以外のコミュニティを思い出す
この対策は、仕事で失敗した時の切り替え方4選|気持ちを上手くコントロールせよでも書いたんですが、仕事で落ち込んだ時に効果抜群です。
仕事で落ち込んだときって、どうしても視野が狭くなって、
「会社がこの世界の全て」だと思ってしまうんですよね。
視野が狭くなると、気持ちの逃げ場がなくなります。
自分に気持ちの逃げ場を作ってあげることが大事。
気持ちの逃げ場は、家族でも友達でもなんでもOK。とにかく会社のコミュニティから頭を離すことが大事ですね。
「自分は1人じゃない」と思えれば、自然と気持ちが楽になるはずです。
何気なく友達に連絡を取ってみるのもオススメです。
気持ちを紙に書きなぐる
上に書いた対策をとっても気持ちが落ち着かなかったら、家に帰ってから「なんでイライラしているのか」を文章にして書きなぐってみましょう。
紙に文章で書くことがが重要です。
イライラを文章化することで、自分のイライラを俯瞰してみることができ、意外と冷静になれます。
まとめ
最後にまとめです。
人に嫌なことを言われて、何でもかんでもイライラしていたら体が持ちませんね。
職場で少しでもイライラしそうになったら、今日紹介した対処法を使ってみてください!
職場の人間関係で嫌な思いをした時は
- 相手の良いところを思い出してみよう。相手に言われて、されて嬉しかったことを思い出してみよう。
- 相手の立場で考えてみよう。想像でも良いので、相手の事情を理解することで自然とイライラは治まる。
- 相手の良いところも見つからないし、相手の立場に立ってなんて考えられない、という場合は諦めよう。諦めるというのは、相手を理解するということ。
- 会社以外のコミュニティを思い出してみよう。自分は1人じゃないと思えれば、気持ちは楽になる。
- それでもイライラが治らなかったら、家に帰ってイライラしている理由を紙に書きなぐろう。意外と冷静になれたりする。
最後に、人間関係で悩んだ時にオススメの本のリンクをいくつか置いて、この記事を終えます。