人の話を聞くのが苦手。どうしても途中で集中力が切れてしまって、大事なことを聞き逃すことがある。人の話をちゃんと聞けるようになりたい。
こんな悩みを解決します。
人の話を聞くのって、実はすごく難しいんですよね。
私も昔は人の話を聞くのが苦手な方でしたが、自分の人の話の聞き方を改めた結果、今では人の話がちゃんと聞けるようになりました。
人の話を聞くのが苦手という人は、もしかしたら昔の私と同じように、人の話の聞き方が良くないのかもしれません。
今回は人の話が聞くのが苦手な原因と対策をまとめるので、自分の行動が当てはまっていないかチェックしてみてください。
人の話がしっかり聞ければ、コミュニケーションロスが少なくなり、結果今より仕事がデキるようになるはずです!
仕事で人の話を聞くのが苦手な原因と対策
人の話を聞けない原因の多くは、他のことを考えてしまっているということに起因します。
つまり、他のことを考えてしまう要因を排除することが大事ということ。
人が話している時に他のことを考えてしまう要因は以下の通りです。
人の話が聞けない原因
- 気がかりなこと・悩みがある
- 途中で話が理解できてしまう
- 単純に忙しい
- 自分には関係ない
- ながら聞きしている
それぞれ詳しく解説していきます。
気がかりなこと・悩みがある
人の話を聞けない原因で一番多いのは、「気がかなりなこと・悩みがある」だと思います。
人が話している最中でも、今の自分の気がかりや悩みを無意識のうちに考えてしまう・・・こんな経験誰でもあると思います。
悩があるのは誰でもそうだし、考えてしまうのもしょうがない。
でも、話かけられた時は、気がかりなことは一旦置いて、気持ちを切り替えて人の話に集中しましょう。
人が話している時に悩んでいても悩みは絶対に解決しません。
人が話しかけられたら、「人の話を聞くことに全集中する」を自分のルールにしましょう。
「気がかりや悩み」の原因が仕事での失敗やミスであれば、次の記事を読んで対策しよう!
途中で話が理解できてしまう
人が話している途中で、なんの話か予想がつくことありますよね?
そうなると、大抵
「こんなことを話そうかな?」
とか頭の中で考えてしまいますよね?この時点で人の話を聞くことを放棄してしまっているので注意。
相手が話している途中で話の全体が理解できたとしても、相手の話は最後まで聞くようにしましょう。
最後まで聞いてみたら実は自分の理解と違う話かもしれません。
そうだったときに、自分の「こう話そう」は的外れになるし、人の話は聞けていないしで最悪です。
相手の話が途中で理解できたからといって、相手の話を遮って話し始めてしまう人がいます。せっかちなのか、「自分は頭の回転が早い」というアピールなのか。これをした時点で、人の話は全然聞けていないし、単純に相手の気持ちを逆なでる行為なので絶対にやめましょう。
単純に忙しい
仕事に忙殺していると、人から話しかけられても以下のような結果になりがち。
- 単純に忙しくて、人の話を聞く余裕がない。
- でも、人に話しかけられたら頑張って聞こうとする。
- でも忙しいからやっぱり話が入ってこない。
自分が忙しい時に人の話をじっくり聞くのは難しいです。だから、忙しいときに話しかけられたら、潔く断りましょう。
「今取り込んでるので、後でもよろしいでしょうか。」
こう言えばOK。相手にとっても、中途半端に対応されるより良いはずです。
ただし、自分の仕事のキリが良くなって話を聞ける余裕が出てきたら、自分から話を聞きに行く方が良いです。
自分には関係ない
個人的に話しかけられているなら関係ないなんてことはないが、集団の場での話の場合、
「自分には関係ない」
と思うと話を聞かなくなる。
でも、実は大事な話が含まれていて、聞き逃す。
こんな経験をした人も多いんじゃないでしょうか。
自分に全く関係ない話なら聞かなくて良いです。
でも、その場にあなたがいる時点で、呼んだ人は
「あなたにも聞いてほしい」
という意図を持って呼んでいるはず。
自分にも関係がある、というマインドに変えて話を聞くようにしましょう。
ながら聞きしている
人の話を聞くとき、相手の方を見もせずに、PC見ながら、何か見ながら話を聞いちゃっていませんか。
人は同時に2つのことはできません。
何かをやりながらだと、大切なことを聞き逃す可能性もあります。
話す方も、「ちゃんと聞いてもらっていない」と感じ、話しにくくなってしまいます。
人に話しかけられたときにやるべきことは、100%人の話を聞くこと。
ちゃんと相手の方を向いて、相手の顔を見て話を聞きましょう。
話を聞くことに100%自分の意識を向けるんです。
また、相手の顔をちゃんと見ることで、相手の表情から感情を読み取れます。
今相手はどんな気持ちで話しているのか。
不安そうなのか、自信たっぷりなのか、困った顔をしているのか、喜んでいるのか、はたまた怒っているのか。
言葉だけ聞くのと、相手の表情をみながら聞くのとは理解度が全然違います。
まとめ
今回は、人の話を聞くのが苦手な人に向けて、原因と対策をまとめました。
人の話、ちゃんと聞けてなかった、という経験は誰しもあると思うんですよね。
今日紹介した人の話を聞けない状態というのは、その全てが
自分のことで精一杯で、相手の話を聞く余裕がない
これに起因しているんですよね。
逆にいうと自分の心に余裕があれば、今回書いた対策を取らずとも、意識せずに相手の話もちゃんと聞けるはずなんです。
とはいえ現代の社会人は忙しく、自分の心に余裕がない人が多いです。
「心を亡くす」と書いて「忙しい」ですからね。
心に余裕がなくても、今回紹介した対策をとれば、人の話を聞けるようになるはずです。
今回の対策は全て、聞く姿勢を意識的に作る、というものになっています。
この状態に慣れれば、意識せずとも相手の話を聞けるようになり、それはつまり自分の心にも余裕が生まれるということになります。
人の話が聞けない原因と対策まとめ
原因①:気がかりなこと・悩みがある
対策:気持ちを切り替えて人の話を聞くことに集中する。人が話しているときに悩んでも悩みは絶対に解決しない。二兎を追って一兎も得ずなので、人の話に集中しよう。
原因②:途中で話が理解できてしまう
対策:我慢して相手の話を最後まで聞こう。最後まで聞いたら、実は自分の理解と違う話かもしれない。
原因③:単純に忙しい
対策:忙しいときに話しかけられたら、今忙しいということを伝えて、断ろう。その代わり、時間に余裕ができたら、自分から話しかけて、相手の話を聞こう。
原因④:自分には関係ない(集団の場にて)
対策:関係があるから、呼ばれてその場にいる。自分にも関係がある、というマインドに変えて話を聞くようにしよう。
原因⑤:ながら聞きしている
対策:相手の方を向いて、相手の顔をみて、話を聞くことに100%集中しよう。