仕事で気づいたら、あれ、やることがない…?暇になってしまった。こんな時どうすればいいんだろう?
仕事で暇になるのは実は忙しい以上に辛いことですよね。こんな時に何をすれば良いのか書きます。
この記事はこんな人にオススメです
- 「最近仕事で暇になってしまった。暇な時に何すれば良いか知りたい。」
仕事の「暇」は忙しいより苦痛
「暇」
会社におけるそれは、ある意味忙しいより苦痛なことです。
かくいう私も、若手の頃結構暇な時期がありました。
たまたま部署全体として仕事があまりない時期だったのもあるのですが、かなり暇でした。
他の部署の人たちは、変わらず忙しそうにしていて、初めてこの時忙しいことを羨ましいなと思ったりしました。
学生時代の友人に会って話しても、みんな忙しくも充実した仕事生活を送っている。
あれ、俺話すことないぞ・・・?泣
そして何より暇な時に感じるのは、自分がこの会社にいる意味。
「あれ、自分は何では給料貰えてるんだろう?」
そんな風に考えて落ち込むときもありました。
もし、過去の私と同じように暇で悩む人がいたらと思い、この記事を書きました。
仕事での暇には2種類ある
会社で暇になるのには2パターンあります。
一つは、会社の都合で暇になってしまう場合。
時期によって仕事量に波のある事業だったり、競合他社が多い場合はこうなる可能性がありますね。
このパターンの暇は、自分ではどうにもコントロールできない暇なので、「受動的暇」とでも名付けましょうか。
もう一つの暇のパターンは、仕事が早く片付いてしまって暇になる場合。
こっちは、自分の能力・頑張り次第で作り出せる暇なので、「能動的暇」と名付けます。
会社における暇の種類
- 受動的暇・・・自分でコントロールできない範囲で発生する暇
- 能動的暇・・・自分の能力・頑張り次第で作り出せる暇
以上2種類の暇について、どちらも経験したことのある私が対処法を書いていきます。
「受動的暇」の対処法
「受動的暇」は、会社都合によるものであり自分ではコントロールできません。
なので残念ながら自分では根本から解決することはできません。
コントロールできないからこそ、ネガティブな感情になりがちです。
だから、この暇な時間を
- いかにネガティブにならずに
- 無駄に過ごさないか
これが重要になってきます。
ネガティブにならないために
他人と比べちゃいけない
自分が暇なときって、どうしても忙しそうな他人と比較してしまうもの。
「いいなー。あの人は忙しそうで。」
「あの人は価値があって、自分には価値がないのかな」
そんな悲観的なことばっかり考えてしまいます。暇なので。
でも、他人と自分を比べるのは意味がありません。
自分は自分。他人は他人。
この意識でいるようにしましょう。
暇かどうかに限らず、他人と自分を比べるのはやめた方がいいです。ネガティブになるだけなので・・・
暇はずっと続くわけじゃない
暇な時間は、定年までずっと続くわけじゃありません。
そうだったら、その会社の存続が危ぶまれます・・・
いつか暇な時間にも終わりが来て、いつの間にか忙しくなっているはずです。
いつか辛い時期にも終わりが来るんだ
そう思っていれば、気持ちは楽になるはずです。
いつか忙しくなって困った時には、次の記事を読んでみてくださいね。
仕事が忙しい時に読みたい記事
暇な時間を無駄にしないために
勉強してみては?
暇を自分の自由に使える時間と捉えて、有効活用しましょう。
中々そんな機会ありませんよ。
オススメは仕事に関する勉強をすること。例えば
- 会社の製品に関する知識を増やす
- 会社の資料を漁って読みまくる
- パソコンのショートカットを覚える
- エクセルの関数、マクロを勉強する
- 仕事に関する資格の勉強をする
以上のようなことが考えられます。
資格の勉強をする場合は上司に許可を取った方が良いでしょう。また、仕事に即した資格でないと周りから冷ややかな目で見られるので注意。
全く英語を使わない仕事なのに堂々とTOEICの勉強をしてたらさすがにおかしいですよね。
仕事のマニュアルをつくる
暇な時にやると良いこと2つ目は、マニュアルを作ることです。
今まで自分がやってきた仕事の中から、何でも良いので1つ選んでマニュアルを作ります。
マニュアル化は自分のためにもなるし、あとで同じ仕事をする他の人の役にも立つ、大事な仕事です。
マニュアルの作り方は、仕事が覚えられない時の対処法|誰でもできる逆転のメソッドとは?にまとめているので、見てみて下さい。
休暇を取る
仕事が暇だ・・・と悩んでいるあなたはきっと真面目な人なんだと思います。
そりゃそうです。不真面目だったら、「暇だ、ラッキー」くらいにしか思わないでしょうから。
そんな真面目なあなたは有給休暇をちゃんととっていますか?
きっとあまり取ったことがないんじゃないでしょうか。
- 周りが取っていないから取りにくい
- まだ若手だから取りにくい
いろんな理由があると思いますが、仕事が暇な時は1日2日休んでも全然問題ありません。
思い切って休んで、リフレッシュをするのはどうですか?
「能動的暇」の対処法
「能動的暇」は、自分の能力または頑張りによって作り出した暇なので、受動的暇と比べるとポジティブな暇となります。
能動的暇になることは素晴らしい
まず、能動的暇になることは素晴らしいことです。
忙しいという状態から脱却できているわけですから。
余った時間をどんどん有効活用していきましょう。
能動的暇になるような人は、暇になったからといって露頭に迷うことはなく、自らやることを考えられる人だと思います。
だからあえてここで暇になったときの対処法を語るまでもありませんが、一応紹介しておきます!
他の人の仕事を手伝おう
他の忙しいそうな人、仕事が回っていない人を助ける。
忙しそうな人に一声かけてみましょう。
ただし、言い方には注意。
やること全て終わってしまいました。お忙しそうなので、何か手伝いましょうか?
こんな言い方をしたら、
自分秀才、あんた凡才。
こんなメッセージを与えているようなものです。
相手の神経を逆なでることになるので注意です。
こんな時は
今たまたま手が空いているので、何かできることありますか?
あくまで偶然暇になってしまったから仕事が欲しい、しかも相手が忙しいかどうかには触れない、こんなスタンスでいけば相手も自分も良い気持ちです。
新たな付加価値を創造しよう
やることが終わってしまって暇になったら、新たな付加価値を作り出すことに時間を使いましょう。
普段の仕事で
- 面倒くさいこと
- とっつきにくいこと
- 無駄なこと
を洗い出して、それらを改善するための方法を考えましょう。
改善するのにお金がかかるのなら、費用対効果をまとめて上司に提案。
自分でできてしまうなら、暇な時間を利用して実行してしまいましょう!
まとめ:暇を有効活用しよう!
最後にまとめです。
今回は、仕事で暇になってしまった時の対処法を書きました。
忙しいことで悩む人は多いと思います。
一方で、暇で悩む人も少なくないと思うんですよね。
その辛さは身に染みてわかります。
私も経験しましたから。
暇な自分を悲観せずに、暇な時間を有効活用しましょう。
よく考えれば、給料をもらいながら自分の好きに時間を使えるなんてありがたいことです。
仕事からの脱線しすぎはNGですけどね。
この記事を読んで、少しでも暇で悩む人が解決に向かえば嬉しいです。