どうも上司とソリが合わない。僕の上司は良い上司なのかなあ・・・そもそも良い上司って?
私は上司として適切があるのだろうか・・・
こんな疑問を解決します。
仕事で部下にとって重大な役割をもつ上司。
上司の振る舞いは、部下のその後の仕事観を決めてしまうといっても過言ではありません。
- 今の自分の上司は「良い上司」なのか?
- 自分は部下にとって「良い上司」だろうか?
これらを見極めるための判断基準として、または悩める上司の行動指針として、大企業中堅サラリーマンの私が考える「良い上司」の特徴を挙げます。
良い上司の特徴10選
私の考える、良い上司の特徴は以下の通りです。
良い上司の特徴
- 指示が明確
- 進捗確認タイミングが的確
- 聞き役に徹する
- 生産性を問う
- 謝れる
- 俯瞰で見れる
- 褒める
- 決断する
- 諦める
- 部下に相談できる
それぞれ詳しく解説します。
指示が明確
良い上司は期限・アウトプットイメージを正確に伝えてくれます。
一方で悪い上司は、指示が曖昧。指示を後出ししてくることも。
指示が曖昧な上司は、自分自身がアウトプットイメージを持てていない場合も多いですね。。。
進捗確認タイミングが的確
良い上司は、万が一部下が指示を忘れていたとしても、キャッチアップできる日程的余裕を残した絶妙なタイミングで進捗確認ができます。
逆に、気になっているからといって進捗確認が早すぎることもない。
「早すぎる進捗確認」は、部下の立てた計画に水を指すことになり、結果部下のモチベーションを奪っているかもしれません・・・
指示を出すだけ出して、その後は放置パターンは、よくない上司の典型です。・・・
聞き役に徹する
最近あった上司との面談を思い返してみてください。
- 上司がしゃべることが多かったですか?
- あなたが喋る機会を多く設けてくれましたか?
後者の上司は良い上司です!
悪い上司は、常に自分>部下という考えであり、自分が部下に何でも「教えないといけない」という意識なんですよね。
でも良い上司は、部下の考えや思いを聞き出し、良いところを引き出そうとしてくれるんですね。
生産性を問う
良い上司は無駄な時間を嫌い、常に生産性を意識しています。
つまり、最小限の時間で最大限の成果を出すことを追求すること、それを意識できており部下にも要求できるのです。
逆に「夜遅くまで頑張っていて偉い!」などと言って部下を褒めるのは、実は生産性度外視発言であり、本当は部下のためになっていません・・・
謝れる
自分が原因のミスや誤った指示に対して素直に謝れる上司。
これも自分>部下という意識が強すぎると、謝れないんですね。そういう上司は大概部下のことを下に見ているので、謝る気がないのです。
部下からしたら、謝れない上司にはすぐに気づくもの。明らかに上司が悪いのに悪びれもしなかったら、不信感を抱きますよね。
俯瞰で見れる
どんな状況であれ、チーム全体の仕事の進捗を俯瞰で見れる上司。突発的なトラブルに右往左往して、それにつきっきりになる上司は微妙。
上司はスポーツでいう監督。サッカーでプレイヤーがボールを追いかける中でも、コート全体を見渡して正確な判断ができるのが良い監督ですよね。
褒める
上司としては褒めて伸ばす派・褒めずに伸ばす派に分かれると思うんですが、断言します。
褒められないで伸びる人はいません。
褒められず伸びた人も、実は過去に褒められた経験があって、その経験をもう一度したくて褒められるまで頑張っているだけです。
やっぱり部下としては上司から褒められたら嬉しいもの。
どんな些細なことでも、上手くできたら褒めるのが部下のモチベーション維持の方法として最適でしょう。
決断する
部下は上司に決断力を求めています。
せっかく相談しても
うーん困ったね。また後で話しようか。
と結論を後送りにされたら部下からの信頼を失います・・・
その場で判断できない場合でも
「今は判断できない」
とはっきり言ってもらえた方が好感持てます。
諦める
諦めるのが上手いのも良い上司の条件。
大体の人はこれ以上上手くいかないと分かっている仕事でも、サンクコストバイアス(かけた時間、労力ゆえに手放すのがもったいないと感じる心理)によってズルズルと傷口を広げてしまうもの。
これ以上時間をかけても事態は好転しないと判断して、スパッと諦めることができれば、無駄な時間を最小限に、より成果の出る方向へ舵を切りなおすことができますね。
部下に相談できる
上司だからって何でもかんでも独断で決められるわけではありません。時にはより現場に近い部下から意見をもらった方が早く決断できる場面もあるでしょう。
そんな時、上司>部下の意識が強すぎる上司には部下への相談なんてとてもできないもの。
余計なプライドに邪魔されず部下に相談できる上司は、必要な決断を急ぐことができるため、結果的に成果を早く出すことができます。
まとめ
今回は「良い上司の特徴」を挙げました。
一言で言うと、
「部下にかける時間的精神的負担をミニマムにして、成果を上げられる上司」
ということになります。
いやーそんな完璧な上司、なかなかいないし、自分がなるのも難しいんですけどね。
ただ最低でも「特徴1:指示が明確」は上司としてマスト事項でしょう。
今回は以上です。