自分で考えて仕事をするのが苦手。俺は言われたことしかできない指示待ち人間か・・・
こんな悩みを解決します。
仕事で次のような経験をしたことはありませんか?
- 「少しは自分で考えたらどうなんだ?」と上司に言われた
- 最近の自分を振り返って言われたことしかできていないことに気づいた
こんな受動的な会社生活なんて、本当につまらない。どうせなら、自分主体で仕事を回せる「楽しい会社生活」を送りたいですよね?
この記事を読んで実践すれば、仕事において何事も「自分で考えて」行動することができるようになり、その結果として「楽しい会社生活」を送れるようになりますよ。
自分で考える力をつけるためには
- マインド
- 環境
- 思考力
において自分で考えるための土台を作ることが必要なので、本記事でそれぞれ詳しく解説します。
自分で考える「マインド」をつくる
自分で考える「マインド」をつくる方法はズバリ、
「自分ごとで考える」
ことです。
主体性を持つ、とも言い換えられますね。
上司の指示に従ってやっているだけだし。
という考えだと一向に自分で考えるマインドは育ちません。
でも、わかります。サラリーマンの仕事って、興味を持てないつまらないものが大半なんですよね・・・
つまらない仕事に対して自然に「自分ごと」で考えろなんていうのが無理な話で、意識してマインドを変えるしかありません。具体的には次の通り。
「自分ごと」で考えるには
- 依頼主の立場になったつもりで考える
- 自分が得たいことを考える
それぞれ詳しく解説します。
依頼主の立場になったつもりで考える
自分に仕事を依頼した人の立場になったつもりで、その仕事について考えてみます。
大体の場合、仕事の依頼主は上司でしょうから、上司の立場で考えます。
- 上司はどんな答えを求めている?
- この仕事にミスがあったらどうなる?
- この仕事が上手くいったらどうなる?
上記は、仕事の「重要性」とも言い換えられますね。本当は依頼主である上司が、依頼内容とセットで重要性を伝えるべきなのですが、伝えられていないのなら自分で考えてみます。
もし上司の立場になって考えてみてもその仕事の重要性がわからない場合は、直接上司に聞いてみましょう。
自分が得たいことを考える
「自分はこの仕事で何を得たいか?」を考えるのも「自分ごと化」に有効です。
仕事によって得るものとして考えられるのは、例えば次の通り。
- 期待に応えて、上司に認められたい
- この仕事を通して、面識の少ない人達に顔を売りたい
- 仕事のスピードアップを図りたい
- 新しい技術の習得・経験を得たい
以上を考えて仕事に取り組めば、「指示に従うだけ」の仕事が「自分の目的達成」のための行為に変わるので、自然と「自分ごと化」できます。
よくやる気がある・ないって言いますけど、「やる気」ってなんだと思いますか?私は「自分ごとで考えられるか」がやる気の正体だと考えています。
自分で考える「環境」をつくる
自分で考える「環境」を作る方法はものすごくシンプルです。
一人になろう
良いアイデアは1人で落ち着いて考えないと出てこない、というのが私の持論。
会社のデスクで、周りの話し声など聞こえる中、考えようと思っても良いアイデアなんて出てきませんよね。
そう、良いアイデアって、1人でリラックスした状態の時に出るんですよね。
「風呂に入ったり、散歩しているときにふと良いアイデアが浮かんだ」って経験、誰しもありますよね?
だからこそ、自分で本気で考えたいときは席を離れて、空き会議室など、一人になれる場所で集中しましょう。
会議に頼りすぎるのは良くない
仕事で何かアイデアを出したいとき、とりあえず会議と人を集めていませんか?
そして頑張って日程調整して会議をしたけど、結論は出ず・・・
何かと困ったらすぐ会議、という考え方だと失敗します。会議はそんな万能ではありません。
まずは一人で考えてみて、完成度はどうであれ自分なりの答えを出します。
自分で考える「思考力」をつくる
最後に、自分で考える「思考力」を作る方法を3つ紹介します。
「思考力」をつくる方法
- 考える練習をする
- 前提知識をつける
- デタラメでもいいから仮説を持つ
それぞれ詳しく解説します。
考える練習をする
思考力を高めるためには普段から「考える練習」をしておくことが大事ですね。
そこで紹介したいのが、書籍「ゼロ秒思考」で「頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング」として紹介された「メモ書き」。
A4用紙に箇条書きで自分の考えをひたすら書き出すだけの、誰でもできる超シンプルなアウトプットのトレー二ングです。
思考力向上の基本は「自分の考えていることの言語化」ですからね。それが訓練できるのがメモ書きなんです。
まだやったことない人は、一週間続けてみるだけで効果を実感できるはず。しかも一日10分でできるから、忙しいサラリーマンでも無理なく続けられますね。
本書についてはレビュー記事も書いているので、「ゼロ秒思考」について詳しく知りたい!という方には、次の記事を是非読んで下さい。
前提知識をつける
そもそも論、自分で考えようにも、考える対象の「前提知識」がないことには何も始まりません。
0から1は生まれませんからね・・・
考えるための土台として、詳しい人から聞くとか、資料に目を通すなどしておくと良いですよ。
「人に聞くのが苦手・・・」という人は、次の記事を読んでみてください。
デタラメでも良いから仮説を持つ
自分で考えるための「思考力」をつけるために習慣化しておきたいのが、何事にも自分なりの考え、「仮説」を持つようにすること。
根拠がしっかりしてなくて構いません。知識が無いとしても「自分はこう思う」を考えます。
例えば人に質問するとき。
「○○ってどういう意味でしょうか?」
これだけでは仮説がありせんね。そこで
「○○というのは△△という理解で合っていますでしょうか?」
と聞きます。
間違っていても何の問題もありません。自分で仮説を立てて聞いた、という事実が大事ですからね。
まとめ
今回は仕事で「自分で考える」ことが苦手な人が取るべき対策を紹介しました。
解くべき問題の答えが一つじゃない点で、「自分で考える」の自由度が高いのが学生と社会人とで大きく違う所ですよね。だからこそ、仕事で自分で考えるのって、難しい。
だから、人の指示に従うだけの楽な方向に行ってしまいがちなのですが、それだと一定レベルで成長が止まってしまう。
この記事を読んでくださった人は、成長意欲が高い人だと思うので、是非今回紹介した対策をとって、自分で考えられる社会人になってください!