仕事がわからないことばかりで辛い。周りが順調に仕事を進めているのをみると焦る。どうしたらわからない状態から脱却できるんだろう。
こんな悩みを解決します。
この記事はこんな人にオススメです
- 「仕事がわからないことばかりで辛い」
- 「難しい仕事の進め方が知りたい」
「仕事がわからない」は悪ではない
「わからない」状態は不安です。
でも仕事がわからないからといって、自分を責める必要はありません。むしろ悪いのは、「わからない状態をそのままにしている」こと。
わからないとき、どう行動するかが大事ということですね。
わからないことが出てきたら、成長するチャンスととらえましょう。
「わからない」→「わかる」への変化がすなわち成長ですからね。
逆に、「わからないことがない」という状態が続く方が危険だと思った方が良いです。なぜならそれは「成長していない」状態が続いているかもしれないからです。
慣れた仕事を淡々とこなす日々が続いていないか要チェックです。
仕事が「わからない」時はこんな時
仕事で「わからない」状態になるのにも様々な原因があります。
まずはあなたが仕事が「わからない」と思う原因を考えてみてください。
次の4つのいずれかに当てはまるんじゃないでしょうか?
仕事が「わからない」状態になる原因
- 若手社員で経験が浅い
- その仕事のゴールがわからない
- 仕事を覚えられない
- 前例のない・複雑性の高い仕事に取り組もうとしている
それぞれ詳しく説明していきます。
若手社員で経験が浅いから「わからない」
わかないのは当然。人に聞こう
あなたが若手社員で、「わからないことが多い」と悩んでいるならそれは当然のことなので悩む必要はありません。
なぜなら若手社員は圧倒的に知識量が足りないからです。
「知っている人に聞く」ことで足りない知識量を増やしていきましょう。
聞く相手を間違えてはいけない
「人に聞く」場合、聞く相手を間違えないようにしましょう。
聞く相手を間違えると、時間のロスをするばかりか、間違った情報を教えれられるリスクがあります。
ただ若手社員のうちは、誰が何を知っているかなんてよくわからないでしょう。
だから、まずは身近な先輩社員や上司に聞いてみましょう。
わかればその場で教えてもらえるし、わからなくても知っている人を紹介してもらえるはず。
こうして「〇〇について聞くなら△△さん」のストックを増やしていくことが大事。
人に聞くのが苦手な場合
簡単に人に聞けって言うけど、人に聞くのって苦手なんだよな・・・
そんな人は、こちらの記事を見てみてください。
「人に聞くのが苦手」から脱却する方法を書いています。
その仕事のゴールが「わからない」
仕事を依頼されたはいいけど、
「あれ、この仕事どこまでやれば終わりなんだろう?」
と思ったことはありませんか?
つまり仕事の「ゴール」がわかっていない状態ですね。
例えば
製品Aの構成部品リストを作っておいて。
わかりました。
〜数時間後〜
あれ、製品Aの構成部品リストに書ける情報なんてたくさんあるぞ・・・個数、寸法、単価・・・どこまで書けばいいんだろう?
「やり方」はわかっているんだけど、「ゴール」がわからないがゆえに道に迷ってしまっている状態ですね。
結果、
- 情報が不足していた
- 不要な情報を書いていた
のようなことが発生し時間のロスになります。
ゴールがわからない仕事に手を付けてはいけない
もし依頼された仕事の「ゴール」が分からないなら、その仕事に手をつけちゃダメです。
自分の中で100%納得いくまで、その仕事のゴールを依頼主に確認しましょう。
面倒くさいかもしれないですが、その仕事のゴールがあいまいのまま進めてしまうと、結局やり直し作業が発生して余計面倒くさいことになるだけです。
やり直し作業が発生すると分かった段階で初めて依頼主とのゴールの認識合わせをする場面が見られますが、時間のロス以外の何物でもありません。
最初にゴールを明確にしておけば、あとはやるだけなので精神的にもかなり楽になるはず。
仕事を覚えられないから「わからない」
「社内ルールや用語が多すぎて覚えられない!」
こんなのも仕事が「わからない」原因の1つかと思います。
仕事が覚えられないときの対処法は次の記事にまとめているので是非見てみてください。
前例がない仕事に取り組もうとしているときの対処法
前例がない仕事に取り組むときは、「わからない」状態におちいるのも無理はありません。
誰も答えを知らないわけですからね。
何がなんだか分からず、言わば迷子になっている状態。
そんなときは、目的地と現在地、そして目的地までの道のり明確にしておくことが重要です。
具体的には次の3ステップで明確にします。
前例がない仕事に取り組むときの3ステップ
- その仕事のゴールを明確にする
- ゴールまでに必要なタスクを明確にする
- スケジュールチャートに書き出す
それぞれ詳しく説明していきます。
1.その仕事のゴールを明確にする
前例がない仕事ほど、何がゴールなのかを明確にしないと、途中で何をやっているのか本当に分からなくなります。
次のことを明確にしてくと良いです。
- その仕事は何を持って達成と言えるのか
- その仕事が達成される何が良いのか
- 本来の目的に効果的にアプローチできるのか
前例が無くても、目指すゴールは明確に書き出しておきましょう。
2.ゴールまでに必要なタスクを明確にする
どんな大きな仕事でも、細かいタスクを積み重ねた末にゴールに辿り着くことができます。
前例がないが故に「細かいタスク」が見えづらいことが、仕事を「わからない」状態にさせてしまっています。
逆に「細かいタスク」に分解することができれば、どんな大きな仕事も「やるだけ状態からにできるのです。
なので、この「タスクの明確化」に全力を注ぎます。
3.スケジュールチャートに書き出す
ステップ1,2を踏まえて、スケジュールチャート(ガントチャート)を作ります。
洗い出したタスクの「取り組む順番」を決め、それぞれのタスクにかかる時間(日数)を決めます。
これをスケジュールチャートに書き出していくんです。
「タスクAとタスクBが終わらないと、タスクCに取りかかれない」
のような各タスクの前後関係も明確にします。
そうやって書き出したスケジュールチャートの一例がこちら。
これで、仕事の全体像(目的地、現在地、目的地までの道のり)が明確になったことになります。
実は以上のステップは、「前例がない仕事」でなくても、複雑性の高い仕事であれば必ずやるべきです。
あなたがまだ若手の場合、以上の3ステップをこなすのはかなり大変だと思います。先輩、上司に確認してもらいながらでもOKです。
まとめ
今回は、仕事がわからないときの対処方法を紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
冒頭でも書いた通り、仕事がわからないことに出くわした時は
「成長のチャンス」
です。
これを肝に命じて、「わからない」時に自分を責めることのないようにしてください。
そして、「わからない」状態から脱却するためのポイントは大きく2つ。
- 人に頼る
- 事前準備をする
今回の記事の内容を実践して、仕事がわからない状態から脱却し、ストレスのない仕事生活を送ってくださいね。