仕事が休みにくい。有休日数はたくさん残っているけど消化できない。自分の意思で自由に休みを取れるようになりたい。
こんな悩みを解決します。
仕事が休みにくいと感じる理由と対処法
「仕事が休みにくくて、なかなか休めない・・・」
そう感じてしまうのは
仕事をサボっている感覚
ではないですか?
自主的に休む=仕事をサボるという感覚になってしまう。
気持ちはわからないでもないですが、有給休暇は労働基準法で定められた休みです。
休むことはサボりではない。まずこの意識を持ちましょう。
・・・と言っても、どうしてもサボっている感覚から抜け出せない人もいると思います。
そこで、なぜ「休む=サボる」という感覚になるのか、もう少し深掘りしてみます。
仕事が休みにくい理由
- やることが残っている
- 仕事を押し付けているようで後ろめたい
- 休めない空気が流れている
それぞれ詳しく解説します。
やることが残っている
やるべきことがたくさん残っていて休むに休めない。
その気持ちはわかります。残っている仕事が気がかりで休んだ気にならないんですよね。
そんなあなたは、自分の心身の疲れを考慮していますか?
「今月の残業調整のために明日は休もう。」
などと、残業が多くなれば、月に定められた残業時間を超過しないよう休みますよね。
残業がなくなった場合、仕事が忙しい状況であっても意外とためらいなく休めると思います。
それは規定の時間外労働時間以上に仕事ができないから。
でもほんとに「仕事ができなくなる」のは残業が一杯になった時だけですか?
違います。
体力または気力が尽きた時にも仕事ができなくなります。ここをおろそかにしがち。
みんな体や心のことを気にしなさすぎなんですね。
- 「ちょっと最近疲れが溜まってきたなぁ」
- 「最近プレッシャーが多くて精神的に疲れた」
こんな状態で無理を続けると、仕事ができない状態にまで体力気力が落ち込んでしまう可能性があります。
少しでも心体に不調を感じた場合はためらいなく休みましょう。
休んで明日一日の仕事が止まるのと、休まず無理してたあげく何ヶ月何年も休むことになるのと、どっちが良いですか?ということです。
仕事が忙しすぎて休めないと考えている人は物事を短期的に見がち。
年単位のスパンで見て、明日休んだときの影響を考えればそう大した事はない、ということがわかるはずです。
休んだことで仕事の期限に間に合わないのはNG
ひとつ注意なのが、例えば明日期限の仕事を残して、明日休むのは当然NG。
でも体力的に精神的にキツくて明日休みたい・・・
こんな時は、他の人にお願いしましょう。
あなたにしかできない仕事なら別ですが、大抵は他の人にも任せられるはず。
でも、「疲れたから」という理由で他の人にお願いするのは気が引ける。
わかります。
その場合、本当の理由を言わなくても良いです。
「私用で」と一言言っておけば十分。それ以上詮索されることは普通ありません。
気力体力を回復させるのも、立派な「私用」と捉えるんです。
仕事を押し付けているようで後ろめたい
みんなが仕事をしているのに、自分だけ休むなんて後ろめたい。
こんなふうに思ってなかなか休めない人も多いでしょう。
でも先程申し上げた通り、有給休暇は労働基準法で定められた休み。
休みを取って悪いことは何もありません。
あと、あなたが気にした周りの人も、休む時は普通に休みますよ。
周りの人が休んだ時にあなたはその人を悪く思いますか?
おそらく思わないはずです。
それより自分の仕事に精一杯で、休んだ人のことを考える暇すらないでしょう。
誰も休んでるあなたのことを気にする暇はないんです。
そう思えば気持ちが楽になってきませんか?
気にせず休みましょう。
休めない空気が流れている
職場に気軽に休めない空気が流れていると、休みにくいのは確か。
中には自主的に休暇を取ったことがないことを自慢する人もいたりして。
自分一人が休んだら、周りから冷ややかな目で見られそう。
気持ちはわかりますが
まわりは気にせずいきましょう。
休みにくい空気を作っている周りの人たちは、誰もあなたのことを助けてはくれません。
自分の身は自分で守るしかない。
冷ややかな目で見られて何が悪い?
やるべきことをしっかりやっているんであれば、何か言われたり思われる筋合いはありません。
ちなみに「やるべきことがなかなか終わらない」という人には次の記事がおすすめです。
仕事を早く終わらせるにはこれをやれ!明日からできる6つの対策
まとめ:少し気楽に考えよう!
今回は少し精神論的な話になってしまいましたが、仕事が休めないという悩みに対して参考になったかと思います。
休めない人は総じて頑張りすぎなんですね。
でも、社会人として長く居続けることは、新卒から考えると約40年という長期スパンで頑張り続けるということ。
40年頑張り続けるために、常に100%の力を注ぎ続けるのは正直言って体が持たないはずです。
年に数日は、50%、60%のときがあっても良い。
少し気楽に考えよう!
そして、何よりあなたが会社にいなくても会社は回り続けます。
「自分がいないと職場が回らないかも」というのはただの杞憂。
1人しかも一日いなくなるだけで会社は傾きません。
何も気にせず、自分のために、ずっと頑張り続けるために、休みましょう。