職場でチームリーダーになったけど、いざなるとチームをまとめるのってめちゃ大変・・・チームワーク良く仕事する環境づくりってどうすれば良いのだろう。
こんな悩みを解決する方法を提案します。
チームをまとめる
って本当大変ですよね。
当時のリーダーに不満を持つこともあったけど、いざ自分が当事者になると
- 報告なく仕事を進めたり
- 言ったことを守らなかったり
- 進捗が遅れがちだったり
みたいなことばっかりで、責任感が強い人は「自分のせいでは」と悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、職場のチームワーク向上のための方法をお話しします。
私が若手の頃、当時のリーダーにしてほしかったことや、逆に私がリーダーになって、やって効果を感じられたことをもとに書いています。
職場のチームワーク向上のための方法
職場のチームワークを向上させる方法は次の通り。
職場のチームワーク向上法
- 目標の共有
- 仕事の状況共有
- 話しやすい空気
- チーム能力の平準化
- リーダーも手を動かす
- 何でも「自分で」の意識を捨てる
- 全員リーダーシップを持つ
それぞれ詳しく解説していきます。
目標の共有
とにもかくにもこれがないとチームワークは始まりません!
チームワークには、全員が同じ方向を向いて進むことが必要。
誰か1人でも違う方向向いてたら、そこから個人プレーが始まってしまいます・・・
ということで、チームの目標は明確化して、チーム内で共有しましょう。
一度共有したくらいでは、メンバー全員に浸透しないでしょう。チームミーティングなどでしつこいくらい目標を言及するくらいがちょうど良いです。
仕事の状況共有
隣の席の人が何の仕事をしているか把握していますか?
「他人への無関心」は、個人プレーを加速させてしまいます・・・
詳細まで知っておく必要はないんですが、「〇〇さんは主に△△の仕事をしている」程度に知っておけると良いですね。
そのためには、お互いの仕事の定期的な共有が大事。
週に1回で充分なので、チーム内で仕事の情報共有の場を設けることをオススメします。
とは言え、みんな他人のやっている仕事になんて興味ないもの。だからこそ、チームミーティングでリーダーが積極的に他のメンバーの仕事について質問や補足説明して、「みんなの耳に入る」機会を増やすことが重要です。
話しやすい空気
お互いに話しやすい空気作りは大事ですね。
「あの人話しかけづらい・・・」
というオーラが出ていると、チームワークの基本である「報連相」が滞ります・・・。
で、悲しいことにその重い空気を作ってしまうのはほとんどの場合、リーダー。
話しかけやすい空気を作るには、次がオススメです。
話しやすい空気を作るには
- 自分から積極的に報連相する
- 相手の話をしっかり聞く
それぞれ詳しく解説します。
自分から積極的に報連相をする
リーダー自ら報連相をする姿勢をメンバーにしっかり見せます。
特に後輩・部下への「相談」を積極的にするのがオススメ。
後輩からすると、先輩や上司から相談されると
「自分も必要とされているんだ」
という気になれるですよね。
こんな気持ちが、話しづらい気持ちを払拭させてくれます。
後輩への相談、と聞くとプライドが邪魔して躊躇してしまう人も多いかもですが、そんなプライド捨ててOK。相談が苦手な人は、次の記事を読んでみてください。
相手の話をしっかり聞く
リーダーは下に自分の意見を通さないといけない、と思い、つい一方的に指示を出しがち。
でもそこはグッとこらえ、相手の話をしっかり聞くことを心がけるべきです。
一方的に指示を出すのではなく、
- 相手の仕事の状況を確認したり
- 相手の意向を確認したり
上記らへんをしっかりやった上で指示をだす。
メンバーが「自分の話もちゃんと聞いてくれるんだ」と思えば、話やすい空気は自然と生まれるはずです。
人の話を聞くのが苦手な人は、次の記事がオススメです。
チーム能力の平準化
「この仕事は〇〇さんにしかできない」
という状態はかなり危険だと思った方が良いでしょう。
理由は単純、〇〇さんがいなかったら詰むからです・・・
ということで、得意不得意はあれど、チームの仕事はどのメンバーもある程度対応できる状態を作っておくことが大事。
いわゆる「多能工化」ですね。
そして、チーム能力の平準化をするのに効果的なのが
「マニュアル」
仕事の手順を具体的に記したマニュアルを作るのは非常に重要な仕事で、マニュアルがあれば「教える」労力を減らせるのでオススメ。
マニュアル化について詳しくは、仕事が覚えられない時の対処法|誰でもできる逆転のメソッドとは?で語っています。
リーダーも手を動かす
普段メンバーに指示を出す立場の「リーダー」も、いざという時には手を動かす「プレイングマネージャー」的な立ち回りをすることをオススメします。
繁忙期でメンバーの手が回らない時など、リーダーも作業に入るのです。
「あの人、仕事を人に押し付けてばっかで自分何にもやらないじゃん」
とメンバーに思われたらチームワークもへったくれもありませんからね。
何でも「自分で」の意識を捨てる
「何でも自分でやらなきゃ!」
という姿勢、すごく偉いとは思いますが、チームワークという観点では最善の考えとは言えないかもしれません。
自分がやるより、他のメンバーにお願いした方が早い仕事は、積極的に任せるべきなのです。
それぞれのメンバーがそれぞれ得意なことをやり、お互いを補い合う。
これが真のリーダーシップですね。
全員リーダーシップを持つ
リーダーシップは何もリーダーだけが持つものではありません。
メンバー全員がリーダーシップを持つことで、チーム全体が活性化します。
ここでいうリーダーシップとは、例えば「0秒リーダーシップ」という本で紹介されている、次のようなこと。
・新しい仕事のやり方を提案すること
・みんなとは違う意見を口にすること
・あえて空気を壊す発言をすること
出典:「0秒リーダーシップ」
みたいなことですね。
一言で言えば「主体性を持て」ですね。
皆が主体性を持てば、チームワークが活発になるでしょう。
まとめ
今回は職場のチームワークを強くするために必要なことを紹介しました。
今回書いた項目を、リーダーが意識することはもちろん、メンバーにも認識して行動してもらうことが大事ですね。
リーダーの働きかけ次第で良くも悪くもなるチームワーク。今回紹介した方法を実践して、成果を出しまくってください!
↓関連記事