読書は大事っていうのはよく聞く。でも読んだら何か仕事に役に立つの?
こんな疑問に答えるべく、私の実体験を話します。
結論、読書は仕事に役立ちます。
でも、
- 「読んでも何に役立つかわからないから、読書する気にならない」
- 「何冊か読んだけど、結局今の仕事に何にも役立ってない」
こんな考えで、今読書をしてないという人は多いはず。
そこで今回は、今まで100冊以上ビジネス書を読んだ私が実感した読書の効果を紹介します。
読書のモチベーションが湧かない方は、是非本記事を読んでみてくださいね。
実際に読書を続けて実感した効果
私が実感した読書の効果は次の通りです。
読書の効果
- 視野が広くなった
- 変化の大切さに気づいた
- 必要な仕事を見極められるようになった
- 自分に自信が付いた
- 向上心がついた
- 思考力が上がった
- 昼休みを有意義に過ごるようになった
- 仕事の生産性が向上した
それぞれ詳しく解説します。
この記事でいう「読書」とは、小説やエッセイなどではなく、仕事術や自己啓発などを目的としたいわゆる「ビジネス書」を読むこと指しています。
視野が広くなった
一つの会社でずっと働いていると、その会社のルールの中での仕事が中心となりますよね。
すると、やがて
会社の常識=世間の常識と認識するようになります。
つまり視野が狭くなるということ・・・
だからこそ、意識して視野を広げないといけない。
そして読書は確実に自分の視野を広げてくれました。
自分の務める会社とは異業種の人の考えや働き方にはハッとさせられることが多いです。
一般に常識とされることが、会社では全然浸透してなかったりと。
- 「いつまで手書きなんだろう、いつまで手入力なんだろう・・・」
- 「他の業種ではこんなこととっくに機械がやっているのに・・・」
- 「無駄なルール多すぎ・・・」
でも視野が狭いとその非効率さも当たり前になってしまうんですよね。
これら非効率に疑問を持って、様々な業務改善に取り組むことができました。
変化が大事と気づいた
「チーズはどこへ消えた?」や「多動力」をはじめ、現状維持でなく自ら変化していくことの大切さを謳った本が最近は多い印象。
会社生活を長く続けると、刺激がなく変化のない毎日に疑問をもたなくなってくる。変化のない毎日は、ある意味楽で心地よいので、何も疑問を持たずただ日々が過ぎていく。
でもそれではダメなのだと。
人は新しいことに挑戦し続けなければいけないのだと、読書によって気付かされました。
結果、日々の仕事を淡々とこなすのではなく、何か自分なりの創意工夫を仕事に取り入れることに重きを置けるようになりました。
必要な仕事を見極める能力がついた
サラリーマンだからとなんでもかんでもほいほい引き受けてやってはいけない。
仕事を渡す側も、その仕事の重要性を吟味できないまま渡している可能性があるからです。
「イシューからはじめよ」や、「エッセンシャル思考」をはじめとして謳われる、
「真に必要な仕事を見極める」力。
これは周りより意識できるようになりました。
忙しい社会人にこそ1番大事な力なんじゃないでしょうか。
無駄な時間を過ごさないためにも身につけておきたいものです。
自分に自信が付いた
社会人として自分に自信が持てない人は多いと思います。
ほとんどの社会人は読書をしていません。つまり読書をすれば、本から得た知識量という観点で、ほとんどの社会人に対して優位に立てるということ。
この事実が、自分に自信を付けてくれました。
自分はこんなに読書によって勉強しているんだ、周りに負けるはずがない。という気持ちが湧いてきます。
向上心が付いた
読書とは知識を取り入れること。
本を読むことに慣れてくると、「どんどん知識を吸収したい」という気持ちになりました。
読書に留まらず、何か新しいことを始めたり、仕事で成果を出したい、という意欲がわく。
つまりこれが「向上心がついた」ということですね。
日々の仕事に励む傍ら、何か新しいことを始めたいと思い、このブログを立ち上げました。
思考力が付いた
読書をするということは、様々な賢人たちの考えをインプットするということ。
読書を続けるとある時、読書でインプットしたことを無意識のうちに自分の言葉で誰かに説明できるようになります。
説明した後で、
「あ、今説明したこと、読んだ本で書いてあったことだ」
と気づく。
自分の思考力が一段階レベルアップした証ですね。
本を読むだけでなく、「メモ書き」とセットでやると思考力がさらに磨かれます。メモ書きについては、次の記事に詳しく書いてあります。
休み時間を有意義に使った感がすごい
あなたは会社の昼休みを有意義に使えてますか?
昼食をとって、スマホみながらなんとなーくダラダラ過ごしていませんか?
「それが有意義な昼休みの過ごし方だ」
と思えるなら問題ありません。
でも、「もっと昼休みの時間を有効に使いたい」と思うなら、読書はオススメ。
会社の昼休みに読書、しかも小難しいビジネス書を読むような人はほとんどいないでしょう。
そんな中、ビジネス書を読み自己研鑽すれば、「良い時間を使った」感がすごいです。
実際に良い時間ですよ!
昼休みを有意義に過ごせれば、午後からの仕事のスタートダッシュも切りやすくなります。
仕事の生産性が向上した
以上、色々書きましたが、結果、
仕事の生産性が向上しました。
- 業務改善に取り組んだこと
- 「必要な仕事を見極める」ことで無駄な仕事をしなくなったこと
- 自分に自信がついたこと
- 思考力の向上
- 昼休みを有意義に使えることによる昼からのスタートダッシュ
これらが全て仕事の生産性を向上させています。
読書を始める前と比べて、同じ仕事量で残業時間は月20時間くらい減ったと思います。
仕事に活かす読書法
結局、本を一回読んだところで忘れてしまうだけ。そうではなくて、本の内容をしっかり自分の頭に定着させ、自分の行動に反映できて初めて読書の意味があったと言えます。
そこで次に、仕事に活かすための具体的な読書方法を3ステップで解説します。
仕事に活かす読書法
- 心に残った箇所にふせんを貼る
- 付箋を貼った箇所をノートに書き出す
- 自分はどう動くか?を書き出す
それぞれ解説します。
心に残った箇所にふせんを貼る
本の内容を全て覚えるなんてする必要もないし、やってもできません。
だからまずはどんどん読んでいき、気になったところにふせんやマーカーをします(Kindleならハイライト)。
本題とは関係ないところでも構わず、何か自分の中で少しでも心が動いたらその文章を後から確認できるようにしておきます。
ノートに書き出す
ざっと読み終えたら、ステップ1でふせんを貼った、心に残った文章をノートに箇条書きでどんどん書き出していきます。
これで本を読んで「心に残ったことリスト」の完成。
自分はどう動くか?を書き出す
ステップ2で書き出した「心に残ったことリスト」一つ一つに対して、「自分はどう動くか?」を書き出します。
どんな小さなことでもOK。
例えば本に
"理由”があると人は安心する
と書いてあったとしたら、
明日からお願いごとは理由付きでしよう!
と書くイメージ。
些細でも、一つでも自分の行動が変われば、その本を読んだ価値があったということになります。
こうしてできた「自分はどう動くかリスト」は、まさに宝物。
まとめ:読書しないと損
仕事とは関係ありませんが、
私は読書によって仕事の生産性が向上し早く帰れるようになり、プライベートの時間も増えました。
こうして仕事が忙しい中でもプライベートの時間でブログをかけているのも、元をたどれば読書のおかげだと思っています。
読書するとしないとでは大きな差が出ることは、この記事を読んでわかってもらえたはず。
今回は以上です。