今度会社でプレゼンがある。プレゼンって嫌いなんだよな。失敗したらどうしよう、批判されたらどうしよう、とか余計なことを考えて、本番までずっと生きた心地がしない。どうにか嫌いなプレゼンを好きに変える方法はないだろうか。
こんな悩みを解決します。
嫌いなプレゼンを好きに変えるマインドセット
プレゼンが嫌いな理由
皆さんプレゼンは好きですか?
まあ、「嫌い」という人が多いですよね。
プレゼンの時のあの重苦しい空気とか、質問攻めとか、内容を否定されたりだとか、、
プレゼンって何かと嫌なイメージがつきまとうんですよねー。
そこで、まず皆さんがプレゼンが嫌いだと思う理由を挙げてみました。
- 緊張するから
- 人前に立つのが好きじゃないから
- 失敗したくない
- 否定されたくない
それでは、プレゼンが嫌いな理由別に、プレゼンを好きに変えるマインドセット(≒価値観、心の持ち方)を紹介します。
プレゼンが嫌いな理由①:緊張する
プレゼンが嫌いな人の多くはこの理由が多いんじゃないでしょうか。
わかります、いつにないあのプレゼンの重くて暗い雰囲気。
私はプレゼンは好きですが、あの重苦しい空気は嫌いです。
もうちょっとどうにかならないものかと。
まあ大勢が黙って一人の話を聞く、というスタイルである以上、どうにもならないことなんでしょうけどね。
だから、自分が緊張しなくなる方法を身につけるしかありません。
「緊張する」人にオススメのマインドセット
自分に自信を持つ
緊張してしまう根本の原因は、「自分への自信のなさ」。
自分に自信がないが故に、あの重苦しい雰囲気に飲まれてしまうのです。
だから、まず自分のプレゼンに対して自信を持つことが始めましょう。
いやいやそんなこと言われても、いきなり自信なんて持てないよ!
そうなりますよね。
自分に自信を持つには、ある程度の裏付けが必要なのは確かです。
それは、自分の中にある潜在的な不安を消すこと。
不安の種類と消し方はこの記事にまとめてあるので見てみてください。
プレゼンが嫌いな理由②:人前に立つのが好きじゃない
そもそも人前に立つのが好きじゃない、という人も少なくないと思います。
回数を重ねればどうにかなる部分もありますが、どうしても苦手って人は何回プレゼンを経験しても好きにはなれないでしょう。
「人前に立つのが好きじゃない」人にオススメのマインドセット
人に話を聞いてもらえることは幸せなことだ
これでいきましょう。
プレゼン、つまり人に自分の話を聞いてもらう、というのは幸せなことなんです。
しかも10分、20分もの長い時間。
普段こんなに人に話を聞いてもらうことはありますか?
しかも聞いている人はおそらく目上の人ばかりのはず。
となると普段ならありえないことです。
聞き手は、自分の人生の10分、20分をあなたのために使ってくれているのです。
こんなにありがたいことはありません。
この状況にありがたいと思えれば、人前に立つときに思う気持ちは、「嫌」ではなく「感謝」に変わると思います。
プレゼンが嫌いな理由③:失敗したくない
誰もプレゼンで失敗なんてしたくない。
- せっかく練習してきたのに途中で飛んでしまった
- 緊張で終始たどたどしくなってしまった
- 時間を余裕でオーバーしてしまった
- 間違ったことを言ってしまった
- 他の人に比べて自分のプレゼンだけ圧倒的に内容が薄かった
こんなの大した失敗ではないんだけど、プレゼンした本人にとっては大きな失敗で、引きずりますよね・・・
こんな経験をしてしまうと、一気にプレゼンが嫌いになってしまうかもしれません。
「失敗したくない」人にオススメのマインドセット
みんな人のプレゼンなんて覚えてない
事実、
みんな人のプレゼンなんて覚えていません。
最近、複数人のプレゼンを聞く機会があった人は思い出してみてください。
3番目の発表者のプレゼンの内容を覚えていますか?
憶えていないですよね。
余程インパクトのある内容でない限り、大抵の人は人のプレゼンを忘れます。
いくらインパクトがあっても、1年経つ頃にはすっかり忘れるでしょう。
何が言いたいかと言うと、、、
みんなすぐ忘れるんだから失敗してもOK!
ということです。
派手に大失敗しても、何日か経てばみんな忘れてる。
だから楽にいきましょう。
プレゼンが嫌いな理由④:否定されたくない
プレゼンした後には、大抵質疑応答の時間があります。
そこでは批判的な意見もあるでしょう。
せっかく頑張って準備したプレゼンを否定されて、悔しい経験をしたことのある人も少なくないはず。
そんな経験をした人は、
「もうプレゼンなんかやりたくない」
そう思ってしまうでしょう。
「否定されたくない」人にオススメのマインドセット
否定される?喜ばしいことじゃないか
否定されるのが怖い?
いやいやその逆。
否定されるのって、喜ばしいことなんですよ。
意味がわからないって?
「好きの嫌いは無関心」
とよく聞くけど、これはプレゼンにも当てはまります。
指摘されるということは
それほどプレゼンの内容に関心を持たれているということ。
「今否定してくるこの人は自分のプレゼンに関心をもってくれてるんだな」
そう思えばいい。事実そうだから。
否定された内容が事実なら、次の糧にすれば良い。
- 自分のプレゼンが人の関心を持たせるものであるとわかる
- 次の糧になる言葉をもらえる
あれ、考えてみたらプレゼンで否定されるのってメリットばかりで喜ばしいことじゃない?
プレゼンにおける無関心
ところで、プレゼンにおける無関心を経験したことがありますか?
ここでいう無関心とはつまり、
- プレゼン中もみんなどこか上の空
- プレゼン後の質問や指摘も無し
これ私、学生時代に経験したことがあるんですが恐ろしく辛いです。
だってみんなこっちを向いてじっと聞いているのに、実際は話が全く入ってきていないということだから。
ただの無関心よりずっとタチが悪い。というかもはや恐怖です。
こんな辛い経験をしたもんだから、サラリーマンになってプレゼンした時に、質問とか指摘をされた時(それが否定的なものであっても)は今でも「嬉しい」です。
こんな経験が「否定されることが喜ばしい」というマインドセットを着想した経緯です。
まとめ
今回はプレゼン嫌いの人に向けて、プレゼンが好きになるマインドセットを紹介しました。
同じ事象でも、マインドセット、つまり心の持ち方を変えるだけで結果は変わるものです。
これはプレゼンに限らずですね。
今回紹介したマインドセットで、プレゼンが楽しくてたまらない、プレゼン好きになりましょう!