今度会社でプレゼンがある。絶対失敗したくないから、プレゼンでやってはいけないことを確認しておきたい!
こんな要望に答えます。
近々プレゼンの予定ですか?
であれば絶対失敗したくないですよね・・・
実はプレゼンでは「これをやると伝わらないよ」というNG行動がいくつかあるんです。プレゼンで失敗したくないのなら、そんなNG行動は絶対避けなければなりません。
そこで今回は「プレゼンでやってはいけないこと」を、学生時代から数えて100以上のプレゼンを経験してきた私が解説します!
プレゼン前のチェックリストとして使ってください!
プレゼンでやってはいけないこと
それでは早速プレゼンでやってはいけないことを次に挙げます。
プレゼンでやってはいけないこと
- 早口
- スライド資料を見ながら話す
- 時間をオーバーする
- アドリブを利かせようとする
- ポインタガチャガチャ
- 聴衆の表情を見る
- 棒立ち
- 動きすぎ
これらは基本的には「聴き手の意識をプレゼン内容以外に逸らしてしまう」行為になります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
早口
プレゼンでは緊張からつい早口になってしまいがち。
早口になると聴き手にもその焦りが伝わってしまいます。
改善策
緊張している自分を認識した上で、いつもよりゆっくりくらいの意識で喋りましょう。
落ち着いてゆっくり話すことで、堂々と自信を持ったプレゼンに見えます。
スライド資料を見ながら話す
プレゼン中にスライド資料を見ながら話すのはNG。
プレゼンは、聴き手に対してするものです。
改善策
聴き手のほうを向いて話す。
結構な割合の人がスライド資料を見ながら話してしまっているので、聞き手の方を向いて話すだけでかなり「デキるプレゼン」に見えますよ。
時間をオーバーする
決められた時間をオーバーするのはもってのほか。
プレゼン全体のスケジュールに影響を与えてしまうばかりか、「時間を守れない」という印象を与えかねません。
改善策
練習の時から時間内に話し終えるようにしておく。
アドリブを利かせようとする
プレゼンに慣れていない人が機転を利かせてアドリブを入れるのはオススメしません。
理由は、慣れないことをすると絶対失敗して、プレゼンのリズムが崩れるから。
改善策
練習した通りに”のみ”話す。
100回以上のプレゼン経験がある私でも、アドリブは使わず、みっちり練習して、練習した通りに話します。
ポインタガチャガチャ
蛍光灯に集まる虫のようにポインタをガチャガチャ動かす人がたまにいますが、気が散って内容が全然頭に入ってきません。
せっかく良いスライド、話をもってしてもポインタガチャガチャだけで台無しになってしまうので要注意です。
ポインタは自分が読んでいる所を指し続けるものではありません。聞き手の視線を誘導するために使うものです。
改善策
見てほしいところをポインタで指したら、その後はポインタは消して聴衆を見ながら話に集中。
この繰り返しでOKです。
聴衆の表情をみる
前述のとおり、聴衆の方を向きながら話すのは大事ですが、一人一人の表情までは確認しない方が良いです。
理由は、興味なさそうにしていたり、あるいは寝られたりしていることに気づいたときに気持ちが動揺してしまうから。
練習では完璧だったのに、動揺して普段通りにしゃべれなかった、、、なんて事態は防ぎたいもの。
改善策
一人一人の表情までは確認せずに、何となく聴衆全体の方を向いて喋れば良いです。
棒立ち
プレゼンにおいては発表者の見た目も重要な要素。
あまりにも直立不動のまま説明していると、不自然に見えますよね。
改善策
適度に身振り手振りを使って説明すると、印象も伝わりやすさも格段に良くなります。
プレゼン練習で、身振り手振りのやり方・タイミングを確認すると良いですよ。
動きすぎ
緊張のせいか、発表中に落ち着きのない人をたまに見ます。
無意識で鼻を触ったり、肩が揺れたり、頻繁に手を組み替えたり、、
発表者に落ち着きが無いと、気になって発表の内容が入ってこなくなりますね。
改善策
ムダな動きの制御をするべく、鏡の前でプレゼン練習して矯正しよう。
プレゼンの時にやっておくべきこと
次に、プレゼンを成功させるためにやっておきたいことを紹介します。
プレゼンの時にやっておくべきこと
- 練習する
- 会場を事前確認する
それぞれ詳しく解説します。
練習する
プレゼンはいかに事前練習に時間をかけたかで完成度が決まります。
プレゼンに自信のない人は最低でも20回は発表練習をしましょう。その際には、話す内容はもちろんのこと
- 身振り、手振り
- 視線の切り替え(スライド・聴衆)
- ポインタを使うタイミング
上記らへんも完璧に再現できるまで練習します。
会場を事前確認する
発表前に会場に行ける場合は、会場を事前確認するのがオススメ。
会場の雰囲気を感じることができるし、
- 発表者とスクリーンの位置関係
- 使用するパソコン・ポインタ
- 発表者と聴衆の距離感
こういったところを事前に知っておくと土壇場の「こんなはずじゃなかった・・・」が無くなるので、プレゼン成功率が格段に上がりますよ。
まとめ
今回はプレゼンの時にやってはいけないことを解説しました。
基本的なことばかりですが、多くの人がやりがちなこと。
それはつまり、今回まとめた「やってはいけないこと」をプレゼンでやらなければ、「発表の仕方」の観点で大多数の上位に入れる、ということなんです。
あとは「発表の内容」が良ければ完璧ですね。
発表の内容、つまりプレゼン資料の作り方については社内報告のプレゼン資料を作るコツ3つ【100超作った筆者が解説】で解説していますのでぜひご覧ください。