上司との面談で次のような経験をしたことはありませんか?
最後に、他に何か話しておきたいことはありますか?
い、いえ、特にありません。
じゃあ面談を終わります。ありがとうございました。
上司との面談で、上記のような消極的な答え方をしていたらもったいないですよー!!
上司と一対一で腰を据えて話す機会なんて面談くらいなはず。
せっかくのチャンスを自分の糧にするために、今回は上司との面談で使える話のネタを3つ紹介します。
この記事はこんな人にオススメです
「上司との面談を有意義な時間にしたいとは思っているけれど、話すことがなく、いつも何となくやり過ごしてしまう。次の面談からは改善したい。」
上司との面談で使える話のネタ3選
上司との面談で話に困ったときは、自分のためになる質問や話をしてみることをオススメします。
上司との面談をうまく活用して、自分の糧にしてしまいましょう。
それでは、早速上司との面談で使える話のネタを3つ挙げます。
上司との面談で使える話のネタ3選
- 自分の仕事に対する評価を聞いてみよう
- 日々の不満を打ち明けよう
- 上司の本音を聞いてみよう
それぞれ詳しく解説します。
自分の仕事に対する評価を聞いてみよう
正直、「自分は上司からどう見られているのか?」は誰しも気になることだと思います。
ならば、まずは率直に今の自分の仕事っぷりに対する評価を聞いてみてはいかがでしょうか。
もちろん面談で上司のほうから言われるかもしれませんが、面談は基本、「仕事の成果に対する良し悪し」が話の主題になることが多いでしょう。
あなた個人に対する、「人としての評価」を言ってくれる上司はそう多くありません。個人に対する評価は、相手を傷つける可能性がありますからねー。上司も嫌われたくないと思っているでしょうし。
だからこそ、上司に自分はどう映っているのか?を率直に聞きます。面談というあらたまった場所であれば、普段より断然聞きやすいはず。
こちらから自分に対する評価を聞けば、正直に答えてくれる上司がほとんどだと思います。
評価が良かったら?
思い切って自分の評価を聞いてみて、良い返答が来たら嬉しいですよね!
でもそれで満足してはいけません。褒められたところはさらに伸ばしていくとして、次に今後の自分に期待されていることを上司に聞いてみることをオススメします。
今後の自分、つまり今の自分には無いもの、言い換えると今の自分に不足していること。
「自分に足りないものは何か?」を聞き出すことでさらなる成長のチャンスを手に入れることができるわけですね。
評価が悪かったら?
自分の仕事っぷりを上司に聞いた時、悪い評価だった場合は、
どうすれば改善できるかを徹底的に聴き出します。
評価が良くなかったからといって、悲観する必要はないです。改善点が明確になれば、成長のチャンスが掴めたということだから。
今後は改善できるよう行動を変えていけばそれでOKです。
日々の不満を打ち明けてみよう
日々フラストレーションが溜まっていることはありませんか?
そんな日々の不満が自分の影響範囲内では解決できない場合、上司との面談でぶつけてみるのも良いと思います。
遠慮することはありません。部下のフラストレーションを減らし、モチベーションを上げるのも上司の仕事の一つです。
面談時に限らず、ついつい上司の顔色を伺ってしまい、本音で話せないという人には次の記事がオススメです。
上司の本音を聞いてみよう
普段の仕事に対する考えを聞き出してみましょう。
例えば
- 今の自分達の部署に対して思っていること
- 今動いているプロジェクトに対する考え
- 上層部の方針に対する考え
などなど。
フレンドリーな上司ならまだしも、こういうことって普段なかなか聞けないですよね?だから面談で聞きましょう。いざ聞いてみると、ネガティブな意見、ポジティブな意見、様々出てくるはず。
仕事に対する上司の本音を聞き出す目的は、「上司と自分の考えのギャップ」を知ること。
「今の部署は働き方を変える必要がある」と上司が考えているなら・・・
今後業務改善の提案には積極的に乗ってくれる可能性が高いです。
「上層部の考えは正しい」と上司が考えているなら・・・
自分が持っている上層部への不満を打ち明けても、聞き入れてくれない可能性が高いです。
上記のように、「上司の本音」を押さえておくことで、上司の行動を予測した働きかけがしやすくなるのです。
面談で話すことは事前に準備しておこう
面談終わったー。あ!あの件話しとけば良かった・・・
上記のような感じで、面談後に話したかったことを思い出して後悔した経験、誰でもありますよね?
そうならないためにも、面談で話すことは事前にメモって面談に持参することをお勧めします。
「話したいことは固まってるから、大丈夫!」
とメモを持参せずに面談に臨むと、いざ話すタイミングで思い出せなかったり、話すこと自体忘れてしまったりするもの。
上司との面談は、多少なりとも緊張感があるものですからね。
話しそびれたら・・・
しっかり話すことをメモって面談に臨んだとしても、時間の都合や、話の流れ的に切り出しにくかったりで、結局話せずじまい・・・ということもあるでしょう。
面談時間で話せなかったら、別途上司をつかまえて話をするのもアリだと思います。よほど変な上司でない限り、時間を作って話を聞いてくれるはず。
まとめ
今回は上司との面談で話すことがないなー、、、と困っている人に向けて対策を書きました。
対策を以下にまとめます。
まとめ
- 自分の評価を詳しく聞いて、今後の自分に反映しよう。
- 普段溜め込んでいる仕事の不満をぶつけよう。部下のモチベーションを維持するのも上司の役目。自分のモチベーションに関わる話なら遠慮せず話してOK!
- 上司の本音を聞き出そう。上司が普段どんな事を考えているのかわかれば、上司に合った行動や提案ができるようになる。
- 面談となると話すことを忘れるから、事前に面談ネタをメモって持参!
この記事を読んで、次の面談で話すことのイメージが湧いたら嬉しいです。
私も定期的に上司と面談をしていて、そこでは結構現状の不満や改善要望を打ち明けていますよ〜。
1on1だからこそ、上司も真剣に聞いてくれますし。
まぁ、でも面談で上司に伝えた不満や改善要望は反映されないことが多いですけどねー。それでも良いんです。言わなければ現状が変わることは絶対ないんですから。言ってもマイナスになることはありません。だったら思い切って話した方が良いですよね!
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今回は以上です。