今の仕事がつまらなすぎる。やりがいも無いし、何かの役に立っているのか分からない。
こんな悩みを解決します。
「仕事がつまらない・・・」
「やりがいがない・・・こんな仕事誰でもできるし。」
こんなふうに思ったこと、ありますよね?
大きい会社に勤める人ほど、こう思うことが多いのではないでしょうか。
仕事はお金を稼ぐための手段。そう割り切って、会社に時間を捧げるのも一つの考え方。
でも睡眠時間を除くと一日の半分以上を費やすことになる仕事の時間。どうせだったら、楽しいものにしたいですよね。
やりがいのなさの原因は次のようなことだと思います。
- マニュアルによる単純作業化
- 分業による裁量の狭さ
- 関連部署が多いから社内調整に追われる
このようなやりがいの持ちにくい仕事を無理矢理にでも楽しむために、私が実践している方法をお話しします。
つまらない仕事の解決策:テーマを持つ
解決策は、その仕事に自分なりの「テーマ」を持つこと。
テーマとは、「自分がその仕事で身に付けたいこと」です。
テーマの大小は問いません。
テーマを持つだけで、つまらなくてモチベーションのわかない仕事に「意義」を見出すことができるんですね。
つまらない仕事に対する「テーマ」の持ち方
テーマ探しに迷ったら、その仕事で自分が成長するために何ができるか?を考えると良いですね。
ここで、いわゆる「つまらない」仕事の例をいくつか挙げて、どんなテーマが持てそうかを考えてみます。
資料作成を求められた時
例えば、上司から社内調整用の資料作成を頼まれたとしましょう。
めんどくさいなあ。とりあえず言われた通りに作るか。
こんな考えでは、何の成長もありませんね。
資料作成では、例えば次のようなテーマを持つことができそうです。
「資料作成」する時のテーマ
- 必要な情報だけを収集する能力
- 資料作成スピードを上げる
- 伝わりやすい資料の構成を考える
- 誤字脱字ゼロで資料を仕上げる
資料作成する中で、上で挙げたようなテーマを達成すれば、他の仕事でも使える汎用的なスキルが身に付くんです。
これが成長。
「つまらないから」とただやり過ごすように仕事をこなしていては何度経験を重ねようとほとんど成長しないでしょう。対して、テーマを持って仕事に取り組むだけで、成長スピードは格段に変わるわけです。
面倒な社内調整を求められた時
大きい会社ほど色んな部署との社内調整の機会が多くなるでしょう。
正直、面倒くさいですよねー。こんな時もテーマを設定しましょう。
「社内調整」で考えられるテーマは次の通りです。
「社内調整」する時のテーマ
- 会議進行能力をつける
- 大勢の前で、滞りなく説明できる
- 相手の話を聞く力をつける
- 論理立てて説明できる
上で挙げたようなテーマを達成できれば、社外やお客さんとの調整折衝でも役立ちそうですね。
スピーチを求められた時
朝礼などで1分間スピーチがある会社も少なくないのでは?
そんなスピーチも、面倒くさがって何も考えずやり過ごしては勿体ない。せっかくなら自分の成長につなげましょう。
「スピーチ」で考えられるテーマは次の通りです。
「スピーチ」する時のテーマ
- 話の構成を練る
- 人前で話すことに慣れる
- 人の顔を見て話す
どれもコミュニケーションにおいて大事な能力です。面倒くさいスピーチをする代わりにこのような能力が鍛えられるなら儲けものだと思います。
ルーチン化された単純作業
ルーチン化された誰でもできる単純作業を何も考えずこなしていると、何も身に付かずただ時間だけが流れていきます。
少しでも仕事にやりがいや成長を求めるなら、単純作業にもテーマを持つべき。
例えば次のようなテーマが考えられますね。
「単純作業」する時のテーマ
- タイムマネジメント能力を身につける
- マニュアルを作って多能工化を目指す
- VBAなどで自動化する
単純作業から学べることも沢山あります。
単純作業を楽しくする方法については、別の記事でもまとめているので是非ご覧ください。
苦手な人と仕事をしないといけない時
苦手な人の1人や2人、会社には必ずいますよね。
どうしても苦手な人と接さないといけない機会もあるでしょう。
そんな時は次のようなテーマが使えそうです。
「苦手な人と接する」時のテーマ
- 平常心を保つ方法を鍛える
- 相手のタイプに応じた対応をする
- 相手の思考パターンを研究する
テーマ設定のおかげで、苦手な人とでも少しは話す気になれると思います。
まとめ
今回はやりがいの持てない仕事にやりがいを与える、たった一つの方法を紹介しました。
答えはその仕事に自分なりの「テーマ」を持たせることでしたね。
「テーマ」が設定できれば、究極仕事の中身って何でも良いんですよね。仕事が自分のテーマを達成するための手段となるためです。
ただし、どんなに頭をひねっても、全然テーマが思いつかないことがあります。考えついても、過去すでに達成済みのテーマだったり。
そんな時は、その仕事からは卒業すべきタイミングなのかもしれません。上司に別の仕事へのアサインをしてもらえないか相談することをオススメします。
仕事のモチベーションを上げる方法は次の記事でも解説しているので、よかったら見てみてください。