仕事中マメに休憩を取っていますか?昼休み以外まともに休憩を取っていないんじゃないでしょうか。今回は休憩の大切さと、上手な休憩の取り方を解説します。
この記事はこんな人にオススメです
- 「最近仕事で疲れやすい・・・」
- 「休憩したいけど休憩場所がない」
- 「マメに休憩を取りたいんだけど、取る時間がない」
この記事における「休憩」は、労働基準法で定められる45分または60分以上の休憩ではなく、「勤務時間中の休憩」を指しています。
積極的な休憩を!
仕事中休憩を取っていますか?
デスクワーカーは昼休み以外まともに休憩を取っていないのでは?
と思い、休憩の大事さを伝えるためにこの記事を書きました。
少なくとも私の周りでは昼休み以外に明確な休憩を取っている人を見たことがありません・・・
会社の中には昼休み以外、明確な休憩時間が決まってない所も多いんじゃないでしょうか。
休憩時間が決まっていないが故に、勤務時間中はずっと仕事に取り組んでいる人がほとんどでしょう。
その姿勢自体は素晴らしいことですが、もしかしたら仕事への集中力が落ちているかもしれません。
というか確実に落ちてます。
人間の集中力は90分が限界なんです。※
※livedoor NEWS「人間の集中力は90分が限界 長時間労働でも疲れないための休憩術」より
90分を超えてなお休憩を取らず仕事を続けている人は、確実に落ちています。
勤務時間中に休憩できない人の多くはこう考えるでしょう。
給料もらいながら休憩なんてしていいんだろうか・・・?
良いんです。
大事なのは働いてる時間ではありません。アウトプットです。
この認識をおろそかにして、勤務時間ばかり重視する人には「休憩」と言う考えすら思いつかないでしょう。
だからこそ唱えたい、「休憩」の大事さを。
アウトプットを重視するなら、途切れた集中力を復活させるするために積極的に休憩を取るべきです。
その代わり、休憩後は仕事に全力で集中します。
休憩後の仕事の集中力を維持するのに自信がないあなたは、仕事に集中できない人に送る、集中力を高めるための簡単な方法5選を見てみてください。
ところで、多くの会社ではまだタバコ休憩が暗黙の了解となっていますよね。タバコ休憩は良くて、タバコ吸わない人の休憩はダメな理由なんてどこにもありません。
休憩のタイミング・時間と休憩中にやること
休憩を取るタイミングは「集中力が切れた時」
上では人の集中力が持つのは90分まで、と書きましたが集中力が切れるタイミングなんて人それぞれ。
だから、休憩を取るタイミングの目安は集中力が途切れた時です。
- 「あー疲れた」
- 「資料作成が全然進まない」
- 「考えがまとまらない」
- 「無意識のうちに他のことを考えていた」
こんな時が休憩のタイミングです。
休憩時間の目安
休憩時間は5分ぐらいを目安にしましょう。
5分くらい休めば、集中力は復活するはず。
その代わり、集中力が途切れたら何回でも休憩します。一日何回まで、と言う制限は設けません。目的は集中力を維持するため。
5分以上休憩しても全然集中力が戻らない!と言う場合は、一日の体力が尽きてしまっているかも。コアタイムを過ぎていて今日中にやるべきことがないなら家に帰って早めに寝ましょう。
休憩中にやること
やる事は仕事以外の事ならなんでも良いと思います。
飲み物を飲んだりお菓子を食べたりスマホを見たり・・・なんでもOK。
とにかく仕事から頭を話すことが大事。
オススメの休憩方法
でも休憩って取りづらいんだよなぁ。周りの目もあるし。仕事をサボっていると思われるかもしれない。
確かに、自分の席で堂々と休憩をしていると、人によってはサボっているとみられることもあるかもしれません。
他人の目は気にしなくていい。
そう頭ではわかっていても、どうしても気になってしまうことでしょう。
そんな人は次のような休憩方法を試してみてください。
オススメの休憩方法
- 空いてる会議室で休む
- 社内をうろつく
- 仕事している風
- 自販機前で休む
- トイレで休む
空いている会議室で休む
空いている会議室に移動して休憩しましょう。これが一番です。
最近はリモート会議が増えたことで、空いている会議室は多いんじゃないでしょうか?
誰も居ない空間で休むのがやっぱり一番落ち着きます。
社内をうろつく
赤で堂々と休めない時は席を立ってフロアを出て散歩しましょう。
歩いているだけでリフレッシュできますよ。
散歩は眠気対策にも効果があります。
他の「仕事での眠気対策」は仕事中眠くなる、でも会社が仮眠NGの場合どうすれば?対処法7選でも紹介しています。
仕事している風
自席のパソコンで仕事以外のことをするのもありですね。
例えば社内報を見たり、今の仕事と関係ない資料を見たり。
周りからは普通に仕事をしていると思われるでしょう。
「なるべく自分のデスクで休みたいけど、周りからサボってると思われたくない」
そんな人にはオススメです。
自販機前で休む
自販機で飲み物を買って、その場で飲みながら休むのも良いでしょう。
トイレで休む
どこにも休む場所がない!と言う人の最終手段は「トイレで休む」です。
トイレの個室なら一応プライベート空間が保たれるので、落ち着いて休憩ができます。
ただし、個室の数がある程度多く、空きが多いトイレにしましょうね。
休憩を取る暇がない場合の対策
休憩を取る暇もなく忙しいんですけど・・・
こんなあなたに向けた対策です。
原則、集中力が途切れたら無理にでも休みましょう。
適度に休んで集中力を復活させながら仕事をした方が、結果的に仕事が早く終わりますよ。
でも、どうしても休憩が取れない場合は、根本原因を排除します。
休憩を取る暇がない原因はなんですか?
仕事が多過ぎて・・・
「仕事が多すぎる」が常態化していると、集中力が落ちてさらに仕事が回らなくなる、という負のループに陥ります。仕事がキャパオーバーの時の対象法は【忙しすぎる...】仕事の「キャパオーバー」を解決する方法5つにまとめていますので、よかったら見て対策を取ってください。
毎日会議が立て込んでいて・・・
あなたがよほどの役職者でない限り、会議で予定が埋め尽くされているのは異常です。仕事で会議ばかりの日常から脱出したい!そんな時に試したい対策3つを見てみて対策を取ってください。
まとめ:休憩が仕事を早く終わらせる
「休憩が仕事を早く終わらせる」
一見矛盾しているようにも見えますが、積極的に休憩を取っている私がその効果を実感しています。
普段からあくせく休憩する間もなく働いている人ほど、一旦立ち止まって休憩を取ってみて欲しい。
忙しくて仕事が回らない状況が続くなら、やり方を変えるしかないんです。
「意図的に休憩するなんて考えたこともなかった。」
そんな人ほど「意図的な休憩」を仕事の量で取り入れてみてください。
仕事の効率は格段にアップしますよ。