仕事ができる人はデスクが整理されていて綺麗。それは知ってるんだけど、どうしても散らかってしまう。たまに整理してもすぐに元通り。どうすれば常に綺麗なデスクを維持することができるんだろう。
デスクが散らかっていると気が散って仕事に集中できず、生産性が落ちます。今回紹介するデスクの整理法を実践すれば必ず綺麗なデスクを維持できます。
仕事のデスクの整理法:「何も置かない」
いきなり答えです。
整理する以前に、「何も置かない」のが最強の整理法です。
ちょっと言い過ぎました。
「今やっている仕事に必要なもの以外何も置かない」
が正しいですね。
PCでの作業なら、PC以外何も置かない。
紙に書き出しながら考える時は、紙とペンだけ。
ノートPCならしまうか閉じておく。
デスクトップPCなら画面をOFFする。
「何も置かない」これが最強のデスクの整理法だと確信しています。
次に「何も置かない」ことによるメリットを書いていきます。
デスクに何も置かないことのメリット
- 整理の必要すらない
- 仕事に集中できる
それぞれ詳しく説明します。
「何も置かない」メリット①:整理の必要すらない
整理法と銘打って置いて矛盾してますね。
ただ、整理する時点で、それが仕事になってしまいます。
しかも生産につながらない。
しかも整理するということは、
「あれはここに置いて」
「これはここにしまって」
など、余計な決断を連続するということです。
人はその日に決断できる回数に限りがあると言われます。
できるだけ無駄な決断は減らしたいものですね。
「何も置かない」メリット②:集中できる
無駄なものが置いてないと、ホントに仕事に集中できます。
まさに最強の集中力を手に入れた状態。
人は五感が刺激されると集中力が途切れることが多いです。
例えば、仕事中近くの席での会話が聞こえてきた時。
どうでもよければ無視しますが、少しでも自分に関係ありそうな話だと、つい耳を傾けてしまうと思います。
これは「聴覚」への刺激によって集中力が途切れた状態。
デスクに無駄なものが置いてあると、「視覚」への刺激よって集中が妨げられます。
今やっている仕事に関係ないものがデスクに置かれていると、ふとそちらに目がいってしまい、気が散ってしまいます。
この「視覚」への刺激をいかに減らしていけるか、つまりいかに今の仕事に関係ないものを視界に入れないかが仕事への集中力維持のカギとなるのです。
やってないかチェックしよう!”ダメデスク”の例
何度も言うように、今やっている仕事に必要なもの以外は何も置かないが鉄則です。
良くある”ダメデスク”を挙げて、それぞれの対策を書いていきます。
「ダメデスク」一覧
- 紙が散乱している
- 本が並べてある
- 写真を飾っている
それぞれ詳しく解説していきます。
ダメデスク①:紙が散乱している
いろんな会議やらでもらってきた資料が無作為に置かれて積み上がっている状態。
言うまでもなくダメデスクです。
仕事の整理もできていないどころか、集中もしづらいデスクになっていて、何も良いところがありません。
対策は
紙の資料はすぐに捨てる
です。
このくらいの割り切りが最強の集中力のためには必要。
机に置いて積み上がっている時点で、その資料はあってもなくても同じということです。
いつか使うかもしれないから・・・
という気持ちで資料をとっておいてからがダメデスクの始まりです。
その資料、絶対使われることはありません。
必要なら、スキャンをとっておきましょう。
ダメデスク②:本が並べてある
ブックスタンドを使って専門書が綺麗に並べられているデスクもたまに見かけますね。
一見綺麗に整理されているし、難しそうな本がずらりと並んでいるとこを見ると、この人デキる人なのかな?と思います。
ただ良く考えてください。
その本、今やる仕事に本当に必要ですか?
必要なら必要なときに必要な本だけデスクの上に出せば良いわけです。
それ以外の本は、どんなに綺麗に並べられていても「視覚」への刺激になってしまいます。
例えば仕事中ふと本に目をやって
まだこの本読み終わってなかったな。俺はいつも本を買っても中途半端に読んで終わっちゃうなー。よし、今度最後までちゃんと読もう。
・・・おっといけない、集中が途切れてしまった。仕事仕事っと。えっと、どこまで入力終わったっけ・・・
とかなったら最悪。
集中もあったものではありません。
本はデスクの上に並べない。
視界に入らない本棚とかにしまっておきましょう。
ダメデスク③:写真を飾っている
記念撮影の写真とか、家族の写真とかをデスクに飾っている。
写真自体を否定しているのではありません。
それ自体は素晴らしいものです。
でも、これらは大きな「視覚」への刺激となってしまいます。
確かに、集中力が途切れた時に写真に目をやって、
この時は楽しかったな。みんな今も元気で頑張ってるかな。よーし俺も頑張るぞ!
みたいな感じで集中力を取り戻すこともあるでしょう。
でもそれは、集中力が途切れた時に、しまっておいた写真を取り出して見れば良くないですか?
常に目に入るところに飾っておく必然性はないはずです。
常に目に入ってしまうと、せっかく集中しているのにふと写真に目をやって思い出にふけってしまう、なんてこともあるかもしれません。
写真も本と同じで、視界に入らないところにしまって置いて、必要な時に取り出して見るようにしましょう。
まとめ:デスク整理で最強の集中力を手にせよ!
最後にまとめです。
最強のデスク整理法は、「今やっている仕事で使うもの以外何も置かない」こと。
何も置かないことで、雑念を無くし、最強の集中力を手に入れることができる。
自分のデスクが「ダメデスク」になっていないかチェックしてみましょう。
デスク整理は集中力アップ方法の一つに過ぎない
デスク整理以外にも、仕事に集中する方法は他にもたくさんあります。
仕事に集中する方法は、仕事に集中できない人に送る、集中力を高めるための簡単な方法5選で解説していますので是非ご覧ください。