「日々目の前のタスクを処理するのに精一杯で、息つく暇が無い・・・」と悩む会社員にオススメしたいビジネス書を紹介します!
「今の自分の仕事の仕方」
を見つめ直すのに良いきっかけとなる本ばかり。
全てこの記事の筆者が読んだ本の中からの紹介。忙しい中でもたまには一息ついて、読書でもいかがでしょうか。
多忙な会社員が読むべきビジネス書13選
それでは早速紹介していきます。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
多忙な会社員が読むべき本筆頭、エッセンシャル思考。いうなれば究極の仕事の優先順位の付け方。
「仕事」の大多数は不要だと切り捨て、本当に必要な仕事を見極めて一点集中し、最大限の成果を出す方法を解説。
特に本書中盤で語られる「上手に断る技術」は必見。ある意味エッセンシャル思考の中で一番大切な技術かもしれない。
「断るのが下手」で、どんどん仕事が溜まっていく人は本書を読んで現状を変えるチャンスです。
↑漫画版も出ています。活字が苦手な人にはこちらがオススメ。
学びを結果に変えるアウトプット大全
精神科医の著者が、読書や勉強などの「インプット」だけではなく、実際に知識を使う「アウトプット」の重要性を説く。
本書では「インプット3割、アウトプット7割」というほどアウトプットを重要視。成長を加速させるためのアウトプット方法が80個紹介されている。
紹介されるアウトプットは「昨日の出来事を誰かに話す」「気付きをメモする」など、簡単なものに分解されていて、実践しやすい。
「最近仕事でも成果が出ないし、自分が成長している気がしないな・・・」と悩む人はもしかしたらインプット中心の日々を過ごしているかも。本書を読んで実践(アウトプット)すれば、辛い状況から抜け出す糸口をつかめます。
↑漫画版もオススメ。日々の仕事に忙殺されすぎて心も体もやられてしまった「社畜ゾンビ」が、アウトプットによって現状を変えていくストーリー。
ゼロ秒思考
頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング「メモ書き」を紹介・解説した本。
こんな実践に特化し、かつ簡単に実践できる方法を紹介したビジネス書はなかなか無い。
- 深く考えるのが苦手
- 自分に自信が持てない
- 自分の意見が言えない
- アイデアが出てこない
- 言葉に詰まることが多い
上記のような悩みを持つ人は「メモ書き」を実践・習慣化することで必ず解決できます(本記事筆者実感済み)。
コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
多くの日本企業が持つ、同質的、連続的、固定的な「日本的経営モデル」に警鐘を鳴らし、変化の激しいこれからの時代を生き残るために、日本企業がとるべき方向性を解説した本。
最後の方にこれからの個人の生き方について触れているものの、全体的に話の規模が大きすぎて2〜30代のサラリーマンには「これを読んでどう動けば?」と思われるかもしれないが、
今自分がいる会社の方向性は正しいのかを見極めるのには非常に有用である。
ゼロから“イチ"を生み出せる! がんばらない働き方
日本人特有の「何でも頑張って乗り切る」精神に異論を唱えた本書。
「頑張る」はソリューションではない、と断定。
上述の社畜ゾンビじゃないけれど、「毎日息つく暇もないくらい忙しく働いているのに、全然成果が出ない!仕事が回らない!」と悩んでいる人は、本書の「頑張らない働き方」を実践することで現状を変えられるはず。
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
今や少し大きめの本屋に行けば必ずと言って良いほど平積みされているほどの名著。
序章を読むだけで多くのサラリーマンはハッとさせられるはず。
仕事で自分は「犬の道」を歩んでいたな、と・・・
今解くべき問題「イシュー」を見極めてから始めるのとそうでないのとでは、仕事の成果が全く異なる。
シンプルに仕事で圧倒的成果を出したいなら必読。
「超」入門 失敗の本質
「人はどうして失敗するのか」について、過去の日本の歴史上の失敗を、仕事で失敗しないためにどう活かすかについて解説した本。
古く読みにくい、オリジナル版「失敗の本質」をわかりやすく解説したのがこの「「超」入門」失敗の本質。
本書を読めば、自分自身が失敗をしないための糧にするのはもちろん、今自分がいる組織が正しい方向に向かっているのか見極めるのにも使えます。
ただ超入門とはいえ内容も濃く、ボリュームもあるため、読むのに体力が要る。
0秒リーダシップ
多くの会社で見られる「ピラミッド型の指揮系統」に警鐘を鳴らす本書。「ピラミッド型の指揮系統」では、組織が大きくなるに従って意識決定が遅くなっていくんですよね・・・
時代の変化の早さについていくには、メンバー1人1人がリーダーシップをとることが必要だと本書では語られています。
「自分はただの平社員だけど、今の組織をどうにか変えていきたい」という人は、読んで行動する勇気をもらえる本。
生産性
元マッキンゼーの人材育成マネージャーが「生産性の正体」「生産性の上げ方」を明かした本。
普段働いていて、アウトプットの質について問われることはあっても、アウトプットにかけた時間を問われることってまずないですよね。
本書で語られる「生産性」を理解して実践しているサラリーマン・企業って本当少ないのでは。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
個人的超オススメ本。全サラリーマンが読むべき内容だと思います。
将来の進路に悩む大学生の娘にあてた手紙を再編したという本書。
全般はキャリア形成の仕方・挑戦することの大事さを語った本書だが、その中でサラリーマンには耳が痛い、サラリーマンの本質を突く事実が惜しげも無く語られているところがポイント。
「周りの目・評価を気にして何でも仕事を引き受け、毎日夜遅くまでの残業が常態化している。しかもそれが自分として納得のいく生き方ではない」という人は、本書で語られるサラリーマンの本質を読んだ方が良い。
現状に満足できない人が何かを変えるきっかけとなり得る良書。
100のボツから1のアイデアを生み出す天才の思考術
種類は何であれ、アイデアを出す仕事をしている人は必読。
良いアイデアを出すための考え方集、「クリエイティビティ・ツールキット」は、アイデア出しに煮詰まった時に見るとかなり役に立つと思う。
1冊読破するのも良いが、アイデアに詰まったら、都度本書を参照する辞書的な使い方が合っていそう。
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
多くの人が抱えるであろう様々な頭の中の「モヤモヤ」を解決に導く方法を紹介してくれる。
ほとんどの人は「他人のモノサシ」で生きている。この本を読めば、他人との比較・周囲の目を気にすることがいかに無意味かに気づかせてくれる。
語りかけるような口調で非常に読みやすい。
異端のすすめ 強みを武器にする生き方
「行動・挑戦」の大切さが、著者の経験談と共に熱く語られている。
このようなジャンルの本は多々あるが、どこか現実離れしていて、「じゃあどうすれば?」的な感想しか持てないものが多いのだが、本書は地に足ついていて納得感がある。
仕事でモチベーション下がり気味の人は、モチベーション再燃装置としてこの本を何度も読みかえすと良い。それだけ人生全力で突っ走っている著者の熱い言葉が刺さる。
まとめ
今回は、多忙な会社員にオススメのビジネス書を紹介しました。
忙しすぎるとつい見失いがちな
- 自分の時間を大切にすること
- 正しい方向に進むこと
をテーマにした本を紹介したつもりです。
気になった本があれば、是非手に取ってみてください!
今回は以上です。