仕事に雑談は必要なのか。あなたは雑談肯定派ですか?否定派ですか?今回は大企業中堅サラリーマンの私が、いちサラリーマンとして雑談の必要性を考察してみました。
この記事はこんな人にオススメです
雑談の必要性に疑問を感じている人
仕事に雑談は「いらない」
いきなり結論。
私は基本的に仕事に雑談は不要だと考えています。
雑談がないと職場に活気が出ず、仕事にも影響が出る!
こんな声が聞こえてきそうですね。
でも、タイミングを考えずする雑談はただの迷惑です。
雑談をしたくなるタイミングって、自分の集中力が切れたとき。でも同じタイミングで相手の集中力が途切れているかなんてわかりません。
相手からすれば、仕事に集中している時に話しかけられて、しかもそれが仕事に関係ない話だったら迷惑なだけですよね。
で、相手が集中しているかどうかなんて見ただけで判断できませんよね。
ぼーっとしているようにみえて、実は思考を巡らせているかもしれないし。
「今だ!」と思って雑談をするのって実はかなりリスキーです。
ということで、仕事を阻害するリスクをとってまでする雑談は不要だと思うんです。
雑談の前に基本的コミュニケーションができているか?
雑談の前に、業務に必要な基本的コミュニケーションが出来ているか振り返ってみた方が良いです。
基本的コミュニケーションとは、大きくは報告・連絡・相談のこと。
必要な報告がされていなかったり、分からないことを1人で抱え込んでいたりしている状況を作らないことの方がよっぽど大事。
仕事を指示する側であれば、指示はあいまいになっていないか、部下の業務管理はできているか、など。
こんなこと言うと
雑談がないから業務で必要なコミュニケーションも滞るんだ!
みたいなことを思われるかもしれません。
でも私の経験上、雑談によって業務が円滑に進むようになったことはありません。
「金曜飲み会で大盛り上がりだったのに、月曜出社したら嘘のようにしんみり・・・」
こんな経験ありませんか?
結局雑談は雑談、業務は業務。完全に別物なんですね。
例えば、一人で抱えこんでしまい相談してくれない人がいたとします。相談できない原因が「自分に恐縮している」のだと思えば、逆にこちらから何か意見を聞いたりして「自分は対等に扱われている」と思わせることで心の壁を壊してあげるのも良いでしょう。
業務で必要なコミュニケーションは業務によって円滑化するしかないということです。
雑談をするタイミング
ここまで雑談に対して否定的な話ばかりしてきましたが、何も雑談を全否定しているわけではありません。
雑談が息抜きになることは事実。
仕事に集中したり、張り詰めた空気の中で気疲れした時に、雑談は心の癒しになるものですよね。
大事なのは雑談のタイミングを間違えてはいけないということ。
上でも話した通り、相手の仕事中に雑談をけしかけるのはNG。それは相手が集中していそうであろうとなかろうと。
でもそれは逆に言うと、「相手が仕事をしていない時」であれば雑談はして良いということ。
雑談に適したタイミングを次に挙げます。
雑談に適したタイミング
- 更衣室で着替え中
- 通勤中
- 休憩中
- 会議が始まる前
- 会議が終わった後
以上のタイミングであれば、相手は明らかに仕事をしていませんから、雑談をするタイミングとして適切です。
まとめ
以上です。
この記事では仕事における雑談の必要性について私の持論を語りました。
伝えたかったことは次の3つです。
- 雑談は必要ではないが、あっても良い
- 雑談のタイミングを間違えてはいけない
- 雑談に過度な期待をして本当に必要なコミュニケーションを疎かにしてはいけない
今回は以上です。雑談の必要性に疑問を感じている人の共感や気づきに少しでもなれば嬉しいです。